最上静香
うっ…やっぱりダメ。動けない。
北沢志保
どれだけ食べたのよ、まったく………。
最上静香
これで一生分のそば食べたかも。もうそばは見たくもないわ………。
北沢志保
自分の限界ぐらい把握してなさいよ。その管理すらできないの?
最上静香
だって星梨花が期待の眼差しで見てたのよ?限界超えてでも頑張りたくなるわよ!
北沢志保
バカじゃないの?何でそんなことで無茶するのよ。
最上静香
志保には分からないの!?あの子が!星梨花が!期待の眼差しで……
北沢志保
分かるわけないでしょ、そんなの。
北沢志保
……で、こっちは………
七尾百合子
ううっ………全身が筋肉痛で動けない………。
北沢志保
バラエティのちょっとした企画のサッカーぐらいで、はりきり過ぎですよ。
七尾百合子
だって杏奈ちゃんが「応援…するね」って言ってくれたんだよ?かわいい応援してくれたんだよ?
七尾百合子
だったら本気出すしかないでしょ!?
七尾百合子
あいたたた………。
北沢志保
だからって無茶し過ぎですよ。それでこれじゃあ、逆にかっこ悪いですよ?
七尾百合子
いいもん。結果は出したし。MVPになったし。
七尾百合子
杏奈ちゃんも「かっこよかった」って言ってくれたし。好感度上がったし。
北沢志保
私には分かりません。何でそんなに無茶したがるのか………。
最上静香
志保もすぐに分かるわよ。
北沢志保
いや、ありえないから。
七尾百合子
ふっふっふ、本当にそうかな?
北沢志保
ないです。絶対に。
北沢志保
ーーー数日後
北沢志保
………え?次の仕事でスカイダイビングをすることになる?
北沢志保
いや、聞いてませんよ。経験もないですし、ちょっと怖………
北沢志保
……か、可奈?聞いていたの?私なら大丈夫って、そんなこと言われても………。
北沢志保
え?現地で応援する?あなたが?本当に?
北沢志保
………。
北沢志保
あらゆる仕事をこなせてこそプロですよね。やります!
(台詞数: 29)