最上静香
はぁ…。ここは、どこなのかしら?
最上静香
貴音さんが起動させた謎の装置に入ったはいいけれど、まさか中がこんなに広いだなんて…。
最上静香
それに、貴音さんとエミリーともはぐれちゃうし…。一度、出た方が良いのかしら?
最上静香
いいえ、それはダメよ最上静香!『GONBUTO』を見つけない事には出るわけにはいかない…!
最上静香
麺の太さ、長さ、切れにくさに主眼を置いて作った至高にして絶対の一杯『GONBUTO』…。
最上静香
あと、具材を盛れば完成だったのに…どこにいったの?
最上静香
はぁ…こうして思い返せば、今にも『GONBUTO』の香りが…
最上静香
はぁ…こうして思い返せば、今にも『GONBUTO』の香りが…香り?
最上静香
この香りは…間違いない、饂飩のだしの香り!!
最上静香
クンクン…香りは…こっちからね…!
最上静香
近づけば近づく程、香りが強くなってきてる…中々良いだしを使ってるわね…。
最上静香
見えてきた!やっぱり、厨房があるのね♪
最上静香
それに、こたつに…テレビ?ずいぶんと生活感のあるスペースね…。
最上静香
なにより、あの見覚えのある姿は…。
佐竹美奈子
わっほ♪わっほ♪
最上静香
やっぱり、美奈子さん…。
佐竹美奈子
あっ!待ってたよ～静香ちゃん♪
最上静香
どうも、美奈子さん。こんな謎空間に一人で何をされているんですか?
大神環
一人じゃないぞ～たまきもいるぞ～。(にゅっ)
最上静香
キャッ!?…って環?さては、こたつの中に隠れてたのね?
大神環
くふふ～♪たかね以外はみんなこれでオドロかせたんだぞ～♪
最上静香
貴音さん以外…って事は貴音さんもエミリーもここに来たんですか!?
佐竹美奈子
うん♪静香ちゃんとは入れ違いになっちゃったみたいだけれどね。
佐竹美奈子
二人とも、私が完成させたラーメンと蕎麦をそれぞれ食べて帰って行ったよ。
最上静香
美奈子さんが完成させた…?まさか、美奈子さんが私を待ってた理由って…。
佐竹美奈子
ふっふっふ…ご明察だよ、静香ちゃん。
佐竹美奈子
確か、『GONBUTO』だったかな?スゴく良い出来だったよ?
佐竹美奈子
でもね、完成と呼ぶには足りないものがあったんだ…。
最上静香
た、足りないもの…?(具材の事よね…。)
佐竹美奈子
そう…圧倒的に麺の量が足りない!!!!
最上静香
そうそう…って、具材じゃないんかい!!
佐竹美奈子
と、言うわけでこれが完成形お饂飩『GONBUTO・改』だよっ!(ドンッ!)
最上静香
爆盛り!?これが本当にあの『GONBUTO』!?
大神環
おー!今度はうどんのばくもりー。おいしそ～♪
最上静香
そんな…こんな質より量な饂飩なんて…私の『GONBUTO』じゃない…。
佐竹美奈子
まあまあ、一口食べてからでも評価は遅くないんじゃないかな?
最上静香
じゃあ一口だけ…いただきます。(ちゅるちゅる)
最上静香
…!こ、これは!?私の『GONBUTO』の太さ、長さ、切れにくさがそのまま再現されてる…!
最上静香
それだけじゃない…麺の量の多さに合わせて、具材の量もスープの濃さも変えてある…!
最上静香
美奈子さん…私の『GONBUTO』がとっても美味しくなってます!
最上静香
ああ、こうしてはいられない…!この美味しさを忘れないうちに家に戻って再現しなくちゃ…!
最上静香
美奈子さん…ありがとうございます!とても勉強になりました!
佐竹美奈子
うんうん♪静香ちゃんの作る『GONBUTO・改』…食べれる日を楽しみにしてるよ!
最上静香
はいっ!それでは失礼しました!
佐竹美奈子
わっほ～い!またね～♪
佐竹美奈子
わっほ～い!またね～♪…ふふっ、計画通り♪
佐竹美奈子
これで、しばらくは誰もこの空間には近づかないハズ…。これで誰にも邪魔をされずに作れる…。
佐竹美奈子
貴音さんが装置を起動した時は焦ったけれど…結果的に爆盛りに改善できたし一石二鳥♪
佐竹美奈子
ふふっ、プロデューサーさんは環ちゃんの作った料理は絶対に残さない…私、知ってるんですよ?
佐竹美奈子
だから…この環ちゃんとの協同合作おせち料理『全国巡り』を完成させて、お届けに行きますよ～!
(台詞数: 50)