最上静香
ー南無子忍者 御李音衆 最上静香ー
最上静香
真壁殿…拙者を生涯の伴侶として、妻にしてはくれぬか?
真壁瑞希
ー南無子忍者 御李音衆 真壁瑞希ー
真壁瑞希
……。
最上静香
ええい、何を笑っておる…!真壁殿の為に、力添えしておると言うのに!
真壁瑞希
いえ、今しがた微笑んだつもりで…
真壁瑞希
では、まずは盟友(とも)としてであれば、
最上静香
それは、拒否しているのと同意義の意味であろう!
ジュリア
何をしておるのだ…!
ジュリア
ー南無子忍者 御李音衆 朱里亜ー
ジュリア
色仕掛け…?
真壁瑞希
左様、色仕掛け…恋についてでござる
ジュリア
瑞希の恋か…面白そうな秘術よのう…しかし何故…?
真壁瑞希
先日…。
真壁瑞希
『ふむ、真壁の身のこなし、技のきれも良いな。日々精進しておるようじゃな』
真壁瑞希
ありがとうございます。親方さま
真壁瑞希
『ただお主には、決定的に欠けておるものがある…何かわかるか?』
真壁瑞希
……?
真壁瑞希
『色香じゃよ。くノ一特有の奥の手を有効に使えぬでどうする…』
真壁瑞希
『そちが、わからぬと申すのであれば、わしが直々に相手をしても構わぬぞ』
真壁瑞希
『女として生まれてきた悦びを、わしが身体で伝授やるぞ…ふふ、真壁はどんな声で鳴くのかのう』
真壁瑞希
(チャキンッ!)
真壁瑞希
『おお、怖い怖い…だが、お主にくれてやるほどわしの命は安くはないぞ』
真壁瑞希
『年頃の娘であれば、恋する気持ちの一つや二つ覚えることじゃな…カッカッカッカッ…。』
真壁瑞希
……気持ち
真壁瑞希
知りたい……
真壁瑞希
恋の、気持ち…
真壁瑞希
……ときに、朱里亜どの
真壁瑞希
お願いが、あるのですが…。
ジュリア
近い…。
ジュリア
ーー続きは、ヤングゲッサン増刊号を、ご覧あれ
(台詞数: 31)