最上静香
ど、どういうこと……?
矢吹可奈
つまりね?静香ちゃんと、お菓子パーティー(お茶会)がやりたかったの。
最上静香
ハロウィン時なのに?それも、どうして温泉?
矢吹可奈
ハロウィンだからこそのお菓子パーティーだよ。温泉なのは……。
矢吹可奈
ここでなら…。二人きりになれると思ったから。
最上静香
え?………可奈?
矢吹可奈
…………。
矢吹可奈
……ホントの事言うとね。ちょっと志保ちゃんにイタズラしたかったんだ……。
矢吹可奈
…この頃、いつも志保ちゃんは未来ちゃんとジャレあってばかりで………。
最上静香
可奈………。
矢吹可奈
まるで、未来ちゃんに志保ちゃんを奪われたような気がして…。
最上静香
…それで私とお茶会を。と、私をダシにとったわけね……。
矢吹可奈
ヤキモチ丸出しなのはわかってるし、静香ちゃんには申し訳ないと思ってる。でも
最上静香
その気持ちは私も同じよ。
矢吹可奈
え?
最上静香
今夜、可奈のお誘いにのったのはね。
最上静香
最近、志保とイチャついてる未来を見返したかったからなの。なんか私も妬けちゃって…。
矢吹可奈
静香ちゃん……。
最上静香
だから私達だって。今夜は二人でおもいっきり、お菓子祭りといきましょ。
矢吹可奈
そうだね…。そうだよね!露天風呂ではちゃめちゃプチシューしよう!
北沢志保
『二人が露天風呂でナニコレした後』
北沢志保
…………。
矢吹可奈
…という訳なんだよ。
矢吹可奈
別に浮気したとか、静香ちゃんにあやまちをおかしたとか、
矢吹可奈
そういったことじゃないんだよ?
最上静香
そうよ。ちょっと二人で月見ながらプチシュー食べてただけなのよ。
北沢志保
…………。
北沢志保
…………。やっぱりね……。
矢吹可奈
え?
北沢志保
うすうす気づいてた。
北沢志保
最近の可奈、寂しそうだったから。
北沢志保
私が未来と、付き合い良いことに嫉妬してるんじゃないかな?って。
北沢志保
だから、今夜は可奈にお菓子をプレゼントしようと思って。
最上静香
だからって、どうして私達が温泉にいるのがわかったのよ?
北沢志保
この温泉は可奈の行きつけ。大方ここにいるんじゃないかって。
最上静香
なにそれ。なんだか、むしろ私がイタズラされたような気が……。
北沢志保
そうむくれないでよ。ほら。もう来た。
最上静香
未来「静香ちゃーん!みんなー!」
最上静香
あ。未来……。………来てくれたんだ…………。
矢吹可奈
えへへ、なんだか、みんなそろったような感があるね?
北沢志保
そうね。それじゃあ今夜くらいはみんなで、お菓子パーティーといきましょう。
最上静香
ええ。……温泉でハロウィンというのもしまらない気がするけどね?
北沢志保
形は変わるけど主旨は同じよ。
矢吹可奈
そうだよ。こういうハロウィンも、たまにはいいよね?
(台詞数: 44)