田中琴葉
あ、お疲れ様。
篠宮可憐
あ、琴葉さん。お疲れ様です。
田中琴葉
あれ、何かいい香り。可憐ちゃん、香水付けてきたの?
篠宮可憐
あ、分かりますか?
篠宮可憐
ディフューザーです。家から持って来たんですよ。
田中琴葉
へえ。いい香りね。
篠宮可憐
ふふ、ありがとうございます。
篠宮可憐
プロデューサーさんから戴いたものなんです。
田中琴葉
へえ、プロデューサーが…
篠宮可憐
はい。ユニットリーダー就任の激励替わりにプレゼントしてくれたんですよ。
篠宮可憐
いいって言ったのにに遠慮するなって言うから、仕方なく2人で買いに行って。
篠宮可憐
わざわざこんな事でお金使わせちゃって。申し訳なかったですよね。
田中琴葉
ふーん。(ガラガラ)
篠宮可憐
あの琴葉さん。窓開けたら寒いですよ。それにその、盗撮とかひょっとしたら…
田中琴葉
ああごめんね?ちょっと空気を入れ替えようかなって思って。
篠宮可憐
…
田中琴葉
そっかあ。プロデューサーからのね。本当に色々気遣う人よね。
篠宮可憐
ですよね。
田中琴葉
可憐ちゃん、しっかりなきゃ駄目だよ?あんまりプロデューサーに負担かけないようにね。
篠宮可憐
はい、気をつけます。
田中琴葉
私もね、灼熱少女やってた時、ついつい頼っちゃって。
田中琴葉
弱音吐いちゃったりとかしたの。
篠宮可憐
琴葉さんでもそんなことあったんですね…
田中琴葉
そしたらね、プロデューサーがずっと心配して、しょっちゅうメールとか電話とかくれて。
田中琴葉
小さなお仕事にも同行してくれたりして。ホント、申し訳なかったわ。
田中琴葉
家の両親にまであってご飯食べてったりまでしちゃって。ふふ、恥ずかしいわよね。
篠宮可憐
…
篠宮可憐
そうなんですか。なら、琴葉さんの携帯ってプロデューサーからのメールがあるんですよね?
田中琴葉
え?まあ、そうだけど。それがどうかした?
篠宮可憐
プロデューサーさん、どんな感じでメールくれたりするんですか?ちょっと気になります。
田中琴葉
どんなって…別に普通のやり取りよ、体調はどうかとか、仕事は上手くいったのかとか。
篠宮可憐
へえ。「担当アイドルになら誰にでも」あげるような、「普通の」やり取りなんですね。
篠宮可憐
それなのに私には「プレゼント」なんてくれたんだ。悪い事しちゃいましたね…
田中琴葉
…
田中琴葉
ねえ、そのディフューザーだけど。私どこか見た事ある気がするのよね。
田中琴葉
どこだったかしら…あ、そうそう、恵美のブログだわ。可憐ちゃんの家からの写メがあったやつ。
田中琴葉
あれ?変ね。あの記事、たしか今のユニットやる前に上げてたように思うんだけど。
篠宮可憐
…何が言いたいんですか?
田中琴葉
さあ。別に。
篠宮可憐
…
田中琴葉
…
最上静香
…アドリブで演技の練習とは聞きましたけど。こんなドロドロやる必要あったんですか?
篠宮可憐
ご、ごめんなさい。つい調子に乗っちゃって。
田中琴葉
普段やらない事をやる方が演技の幅を広げるにはいいものよ。
最上静香
そういうものですか(微妙に本気っぽかったけど…)
田中琴葉
じゃ、次は静香ちゃんやってみようか。同じ様な喧嘩というか、ドロドロなのでお願いね?
最上静香
分かりました、やってみます。
田中琴葉
じゃ、私が事務所入るところからね?…あ、静香ちゃん、お疲れ様。
最上静香
琴葉さん!うどんより蕎麦が好きって言ったそうですね、どういう事なんです!
篠宮可憐
(あ、これダメなやつっぽい。)
(台詞数: 50)