天海春香
ヤブキさん、今頃どうしてるかなぁ・・・
秋月律子
彼女程の逸材が第1艦隊を抜けてしまうのはやっぱり痛手だわ・・・
水瀬伊織
今は先の戦争でダメージを負った艦隊の立て直しと、敵勢力の分析が先決よ。
水瀬伊織
それに、そんなに嫌なら辞令なんて出さなきゃ良かったじゃない!
天海春香
彼女の頼みだとどうしても断りきれなくて・・・
水瀬伊織
「憧れの存在」とか言われて舞い上がっちゃって、ホント後輩には甘いんだから!
秋月律子
まぁ、彼女を探査艦勤務にしたのは戦略的見地からも決して無駄な判断とは言い切れないのよ。
水瀬伊織
・・・どういう事?
秋月律子
彼女の乗る深宇宙探査艦『ミッシング=ムーン』にはいずれ、敵地の偵察もしてもらうつもりなの。
秋月律子
名目上はあくまでも「当該宙域の探査任務」としてだけど。
水瀬伊織
そんなのウチの偵察艦にパパッとやらせればいいじゃないの!
秋月律子
あのねぇ、あからさまに軍艦で偵察してたらまた戦争になりかねないでしょ?
秋月律子
まだ相手の情報も少ないし・・・
天海春香
サタケ艦長も快く引き受けてくれたから、こちらとしても彼らを頼るしかない状態で・・・
水瀬伊織
まったく、精鋭中の精鋭たる第1艦隊の名が泣くわよ!
秋月律子
とはいえ、敵が恐ろしく強大な勢力なのは間違いないの。
天海春香
連邦領域から約2万光年離れたアメイヴァ星系の惑星『カッコカリ』が本拠地らしいけど・・・
秋月律子
先の戦争で彼らが使用した超兵器『クルゥエ・ルムェイル・デス陽電子砲』の威力が凄まじいのよ。
天海春香
こちらの兵器開発部の子たちですら羨ましがる程にね・・・
秋月律子
とりあえず暫定措置として、艦隊旗艦『パーフェクト=サン』を改装して・・・
秋月律子
人型形態『ノノワ=サン』に変形出来る様にプランを作成中よ。
水瀬伊織
確かに、全長7650メートルの空母が人型にでもなればハッタリは効くでしょうけど・・・
水瀬伊織
ホントにハッタリで終わったりしないわよね?
秋月律子
まさか! こちらも新兵器『ヴァイモーション・バスター砲』を装備予定なの。
秋月律子
『ヴァイオ粒子』を超高密度で圧縮融合して、量子特異点化した弾丸を発射するのよ。
天海春香
・・・その辺りの詳しい話は、後でフタミ博士から改めて聞くわ。
水瀬伊織
フタミ博士って、あの変わり者で有名なトラブルメーカーじゃない!
水瀬伊織
まともな兵器開発なんて出来るの?
秋月律子
まぁ、大概はガラクタ同然の珍発明しかない状態だけど・・・
秋月律子
艦隊で採用してる超小型のホログラムエミッターや、ワームホールを使った亜空間通信など、
秋月律子
「本気になれば」常人が考えられない様な大発明をサラッとやってのける天才よ。
秋月律子
信頼するしかないわ・・・
天海春香
ミウラ大佐の乗った『トランスワープ実験艦JPY』が実験を成功させてくれれば、
天海春香
こちらから打って出る事も可能になるし。
水瀬伊織
確かに、現在のワープ技術では敵地に乗り込むのも時間が掛かるし・・・
水瀬伊織
もどかしいわね!
天海春香
今はみんなを信じるしかないわ、だから私も、私に出来る事をやるだけ。
水瀬伊織
ヤブキ准尉の昇格と転属願いを素直に受け入れてあげたのも、あなたなりに考えた結果なのね。
秋月律子
私たちも、私たちに出来る事を精一杯やりましょう!
(台詞数: 39)