普通じゃない恋愛。
BGM
空想文学少女
脚本家
香織
投稿日時
2014-09-21 19:39:52

脚本家コメント
飴を噛むお仕事も、そろそろ折り返しですね。
皆さん、しっかり睡眠はとれてますか?

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望月杏奈
……百合子さん……………………百合子さん
七尾百合子
………………
最上静香
百合子!聞こえてるの!?
七尾百合子
わわわっ、ごめん静香ちゃん……杏奈ちゃんも
最上静香
一時間前よ。早く着替えて
七尾百合子
うん。わかった
望月杏奈
何を……読んでいたの?
七尾百合子
『モンスターのご主人様』って小説だよ
七尾百合子
ヒロインの女の子がリリィって名前なんだけど
七尾百合子
なんとこの子、モンスターなんだ
望月杏奈
リリィ……
七尾百合子
献身的に尽くすリリィに、主人公は心を許すようになるんだけど……
最上静香
百合子
七尾百合子
大丈夫、しゃべりながら着替えてるから
望月杏奈
……それで?
七尾百合子
ふと思ったんだけどさ、私達はアイドルで女の子だよね
最上静香
そうよ
七尾百合子
もし、もしもだけど。私達が人間じゃなかったとして
七尾百合子
プロデューサーさんは、私を愛してくれるのかなって……
最上静香
まず百合子がプロデューサーに愛されているという前提条件が間違いだわ
七尾百合子
そういうことじゃなくて
望月杏奈
大切にされているという意味では…………愛されていると言って……いいんじゃないかな
最上静香
……人間じゃないって、具体的には何よ
七尾百合子
不定形のぐにゃぐにゃした生き物とか
望月杏奈
……ゲームみたいなの?
七尾百合子
そう。例えばさ、私達がゲームの中のキャラクターだったとして
七尾百合子
プロデューサーさんは、変わらず私達を愛してくれるのかなぁ……
望月杏奈
それは……
望月杏奈
……わからない……かな
最上静香
個人の趣味をとやかく言うつもりはないけど
最上静香
そんなことにプロデューサーがかまけていたら
最上静香
しっかりプロデュースしてくださいっ!
最上静香
って言うわ
七尾百合子
流石は静香ちゃん!シンプルでわかりやすい
最上静香
無駄話はここまで。私達のステージに行きましょ♪
望月杏奈
………………
望月杏奈
…………
望月杏奈
……
望月杏奈
ゲームの中のキャラクター……か……
望月杏奈
言い得て妙だね

(台詞数: 40)