百瀬莉緒
ねぇ、最上さん!
最上静香
なんですか?
百瀬莉緒
人類はある時点で、蜘蛛嫌いと蛇嫌いに別れるらしいの。
最上静香
はあ?
百瀬莉緒
貴女はどっちかしら?
最上静香
えっ!どっちと言われても…どっちも好きじゃないですね…
百瀬莉緒
じゃあ、蜘蛛地獄か蛇地獄、堕ちるとしたらどっちがいい?
最上静香
蜘蛛地獄?いったいどんな地獄なんですか?
百瀬莉緒
そりゃもう、あっちもこっちも、蜘蛛やら百足やらがゲジゲジ動き回って…
百瀬莉緒
そうね、インディー・ジョーンズのパンコット宮殿みたいなものかしら?
百瀬莉緒
油断してると、首すじやら足元からパンツの中まで、ゲジゲジと侵入してくるの。
百瀬莉緒
勿論、閻魔様がパンツの着用を認めてくれていれば、だけど。
最上静香
あ~ん、莉緒さん!あちこち痒くなってきました。へ、蛇地獄は…?
百瀬莉緒
千石撫子に嘘がバレた、貝木泥舟みたいなものかしら?
百瀬莉緒
とにかく、ニョロニョロうねうねパンツの中に…
最上静香
きょ、今日は攻めてきますね、莉緒さん!
最上静香
どっちも嫌ですけど…蜘蛛地獄の方が絶対イヤ!ですかね…。
百瀬莉緒
そう、私と同じね、さすがA型。
百瀬莉緒
でも、蜘蛛嫌いでも、ハエトリ蜘蛛みたいな小さいのは大して気にならないでしょう?
最上静香
まぁ、そうですかね?
百瀬莉緒
最悪なのは、タランチュラみたく大きい奴よね!
百瀬莉緒
あたし、あんなのが見える範囲にいるだけで、我慢ならないもの…。
最上静香
…
百瀬莉緒
東南アジアだか、南米の何処かの国では、タランチュラの揚げ物が屋台で売られているそうよ。
百瀬莉緒
他国の食文化にイチャモンを付ける気はないけれど、あたしはごめんだわ…
百瀬莉緒
因みに、食べた人によると、スナック菓子の様で美味らしいけど…。
最上静香
ほ、ホントですか?
百瀬莉緒
現地じゃ、フライドポテト感覚のポピュラーな食べ物らしいわ。
百瀬莉緒
けど!あたしは嫌!足一本だって嫌!だって蜘蛛だもん!兎に角嫌!足がいっぱいあるのは嫌!
最上静香
私も、嫌です!
百瀬莉緒
そうでしょう?ところがね…
最上静香
?
百瀬莉緒
蟹は食べるでしょ?
最上静香
ええ、食べますよ!大好きです。
百瀬莉緒
おかしくない?
最上静香
な、何故ですか?
百瀬莉緒
だって、蟹も蜘蛛も八本脚で見た目は似てるじゃない!しかも蟹は大きいわ!
最上静香
…
百瀬莉緒
蜘蛛の脚一本でも耐えられないのに、蟹の脚は、もいで食べるでしょ?大きい方を喜んで!
最上静香
…
百瀬莉緒
蟹サイズの蜘蛛が居たら、卒倒するけど、蟹ならOKなのは何故かしら?
最上静香
…色とか、ですかね?
百瀬莉緒
じゃあ、タラバガニのボディーを黄色と黒の女郎蜘蛛カラーにするとどうなるのかしら?
最上静香
あっ、かなり嫌かも?
百瀬莉緒
ま、兎に角、そんな事を考えてたら、昨夜眠れなくて…
最上静香
はぁ…?
百瀬莉緒
と、云うわけで、少しお昼寝するから、後は宜しくね、最上さん!
最上静香
よ、宜しくって?どうでもいい話やるだけやって…
最上静香
えーっ!嫌だ、蟹食べられなくなっちゃったかも…
(台詞数: 49)