
最上静香
─私は、一人だけの力でアイドルとして成功してみせる。

最上静香
─プロデューサー?そんな大人、足手纏いだ。

最上静香
─私を信じてくれない大人。

最上静香
─大人を信じたくない私。

最上静香
─ふと少し前を思い出す。それだけで笑いが零れる。自嘲の笑いが。

最上静香
─プロダクションに入ると、そこには50人の仲間がいて。

最上静香
─その程度はあれど、みんなあの大人に信愛を示し、あの大人を必要としていた。

最上静香
─何故?そう思いながらも、あの大人と仕事をこなしていかなければならないうちに。

最上静香
─私は、いつの間にかプロデューサーとの仕事、その一つ一つをを大切に思うようになった。

最上静香
─信じることしか知らない純真で世間知らずなあの子の影響?

最上静香
─一匹狼なくせして実は寂しがり屋な彼女を見ていたから?

最上静香
─どこまでも明るく、その名の通り未来だけを見据える彼女の光に触れたから?

最上静香
─どれもそうかもしれない。でも、それ以上に、私が必要とした。

最上静香
─初めて、大人を、必要だと思った。

最上静香
─たった一粒でも、掛けがえのないモノ。

最上静香
─貴方にも、見えているだろうか。

最上静香
─私には、見えていますよ。なくてはならないんです、私にとって、貴方は。

最上静香
……………。

最上静香
…会場の皆さん、ごめんなさい、お待たせしました。

最上静香
今の私の全てを注ぎ、捧げます。聴いてください。

最上静香
Precious Grain
(台詞数: 21)