アイル~初恋~20話
BGM
ENERGY_RMX
脚本家
ラインナフ@ISF10 G-09 (ミリ10th Act1...
投稿日時
2017-10-30 23:45:47

脚本家コメント
20話 『お兄ちゃんvsプロデューサーさん』
あらすじ
プロデューサーにモチデューサーって名前がついた(麗花が名付けた)
夏木暁 (18)
プロデューサー兼モチデューサー、かなり(いろんな意味で)偉大なお兄さんがいる。
翼の兄(17)
伊吹家シスコン2号、翼がモテない原因を作った兄。
かなりヤンチャ
...サービス終了の知らせを聞いたとき、愕然としました。
彼女達との思い出が、消えてしまうのだとしたら...
僕にできることは『この4年を風化させないこと』だと考えました。
前に進むしかない、だからこそいつも通りパンツもアイルも書きます。
最後まで...どうぞお付き合いください

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伊吹翼
それじゃ、どうぞ~プロデューサーさん♪
伊吹翼
暁「う、うん...お邪魔しま~す...」
伊吹翼
(プロデューサーさんが面談をしたい、という事でわたしの家にご招待~)
伊吹翼
(なんかこうやって家にあげるのってお家デートっぽい気分がする♪)
伊吹翼
(プロデューサーさんをリビングまで案内すると...いつもの光景が...)
黒井社長
?「おー...翼、おかえ...」
伊吹翼
暁「初めまして、伊吹さんのプロデューサーの夏木暁と...」
黒井社長
?「だぁれだテメェェェッ!!! もしかして...翼の...!!」
伊吹翼
(...そこにいたのはわたしのお兄ちゃん...怒るとものすごく怖い人...)
伊吹翼
(わたしがモテモテにならないのも、ほとんどお兄ちゃんのせい...)
伊吹翼
(だってアレだよ? 手をつないだらお兄ちゃんがキレて追ってくるくらいだから...)
黒井社長
翼兄「この野郎...まさかプロデューサーとか言って妹をたぶらかしてるんじゃ...」
伊吹翼
お兄ちゃん!! 違うよ、その人はホントにプロデューサーさんで...
伊吹翼
暁「そうですよ、それに伊吹さんを決してそういう目では見てなくて...」
黒井社長
翼兄「はぁ!? テメェ翼に魅力がねぇって言うのか!? 調子こいてんじゃねぇぞ!!」
伊吹翼
暁「ダメだ...完全に聞いてくれないや...誰か話のわかる人は?」
伊吹翼
実はお父さん達はいないみたい...さっきご飯食べに行っちゃったって...
伊吹翼
それに...お姉ちゃんはお風呂中で...手が離せないし...
黒井社長
翼兄「よし...わかった...表出ろよ! 決着をつけてやらぁ!!」
伊吹翼
暁「...なんて言ってるけど...どうすれば...」
黒井社長
翼兄「ビビってんのかぁ? その贅肉だらけの腹に一発食らわせてやんよ!!」
伊吹翼
暁「...そこまで言うなら...受けてたつよ?」
伊吹翼
(あ...プロデューサーさんがキレた...笑顔だけど、すっごく手を握りしめてる...)
黒井社長
翼兄「へっ...じゃあ戦おうじゃねぇか!!」
伊吹翼
暁「上等だよ...勝負だ!!」
伊吹翼
─...─
伊吹翼
暁「...壮絶な戦い...だった...!!」
黒井社長
翼兄「くそっ...オレには...翼への愛が足りなかったというのか...!!」
伊吹翼
(お兄ちゃんとプロデューサーさんの戦いは、プロデューサーさんが勝ったんだけど...)
黒井社長
翼兄「お前の...翼への愛は伝わった...翼は...くれてやる...!!」
伊吹翼
暁「お兄さん...あなたも、妹さんへの愛に溢れてましたよ...!!」
伊吹翼
(その勝負は『わたしの魅力的なところを言う』というよくわからない勝負方法...)
伊吹翼
(お姉ちゃんはあにれてるし...お兄ちゃん達は楽しそうだし...)
黒井社長
翼兄「特に最後のところ...『意外と大人っぽいところも』にはやられたぜ...」
伊吹翼
暁「ふふっ...プロデューサーですからね...彼女の事はわかってるつもりですよ...」
黒井社長
翼兄「へへっ...言ってくれるな...ははっ...」
伊吹翼
暁「ははっ...僕達...意外と気が合うのかもしれませんね...」
伊吹翼
(仲良く肩を組み合うプロデューサーさん達を見て思った...)
伊吹翼
お姉ちゃん...男の人って...わからないなぁ...
伊吹翼
翼姉「...いつかわかるようになるわよ...プロデューサーさんのこともね...」
伊吹翼
(お兄ちゃんと友達のように仲良くするとプロデューサーさんは、どこか楽しそうで...)
伊吹翼
(こんな楽しそうな表情のプロデューサーさんも、好きだなって...そう思えた。)

(台詞数: 42)