アイル~初恋~10話
BGM
TOWN_RMX
脚本家
ラインナフ@ISF10 G-09 (ミリ10th Act1...
投稿日時
2017-09-07 22:18:01

脚本家コメント
第10話『アクシデント』
ドラマ撮影に臨む翼達、しかし監督がポンコツなせいで色々と問題が起こってしまう!
果たして翼達はポンコツ監督に惑わされず、仕事を成功させられるのか!?
監督(ヘボ、ポンコツ)
才能、采配ともに3流だが家系だけは一丁前というヘボ監督、ポンコツ。
お詫び:リアルの方で山籠り(合宿)が入っていて、なかなか投稿できずにいます...楽しみにしている方々、申し訳ありません。

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高山紗代子
「今日はありがとう、わざわざ遅くまで私に付き合ってくれて。」
高山紗代子
「...こうやって、二人でデートしに行くのも...今日で最後なんだよね...」
高山紗代子
「...あの...○○君...もしも...もしもだよ...」
高山紗代子
「...今は離ればなれになっちゃうかもしれないけど...また会うことができたら...」
高山紗代子
「その時は...私をもう一度、彼女にしてくれますか?」
高山紗代子
監督「カーット!! ダメだよダメダメ! 紗代子ちゃん、もっと前屈みに!」
高山紗代子
え...はい! すみません!!
百瀬莉緒
「あ~あ...君ももう卒業か~...また独り身に逆戻りね...」
百瀬莉緒
「励ましてくれるの? ふふっ...やっぱり君、カワイイわね♪」
百瀬莉緒
「...私ね、君以上に男の子に本気で向き合ったこと...なかったのよ?」
百瀬莉緒
「...ふふっ...なんて冗談よ、ちょっと君をからかってみただけ♪」
百瀬莉緒
「...大人になって、早く私のことを迎えにきてね。 ...待ってるから。」
百瀬莉緒
監督「カーット!! 莉緒ちゃん! そこはもっとファビュラスに!!」
百瀬莉緒
ファビュラス...? ...どこぞの姉妹みたいにしろってこと...?
伊吹翼
二人とも...なんか大変そう...監督さんの言うことが難しいみたい...
伊吹翼
暁「それだけじゃないよ...現場の人達みんな...あの監督に苦労させられてる...」
伊吹翼
暁「あのヘボ監督...言ってることがコロコロ変えるなよなぁ...」
高山紗代子
はあっ...はあっ...お疲れ様です...プロデューサー...
百瀬莉緒
プロデューサー君、お疲れ様...ファビュラス...ってなんなのかしら...
百瀬莉緒
暁「二人ともお疲れ様です...大変そうですね...お互いに...」
高山紗代子
はい...心なしか相手役の人ともギクシャクしてきて...
百瀬莉緒
それよ! ...私の相手の子なんてもうビビっちゃったみたいで...かわいそうだわ...
伊吹翼
(やっぱり...あの監督さんの影響でみんな暗い顔しちゃってる...)
伊吹翼
暁「...伊吹さん、もうそろそろだよ。 ...頑張ってね...」
伊吹翼
(プロデューサーさん...すごく苦い顔してる...なら!)
伊吹翼
(プロデューサーさんにニコニコしてもらえるように、わたしも頑張らなきゃ!!)
伊吹翼
うん! プロデューサーさん、わたしの姿、よーく見ててくださいね♪
伊吹翼
────
伊吹翼
ねぇねぇセンパイ!! ここの景色、すっごくキレイだね...
伊吹翼
なんかこういうの、すっごくオトナのデートってカンジ...
伊吹翼
ヘボ監督「カーット!! 翼ちゃん! もっとあざとい感じで先輩を誘うの!」
伊吹翼
あざとく...? ...どんな感じにすればいいんですか?
伊吹翼
ヘボ「ええっと...例えば...そのいい形のお尻をもっと突き出す!!」
伊吹翼
(...いま...太ももを思いっきり掴まれたよね...)
伊吹翼
(監督さんに少しセクハラっぽいことをされて困っていた時だった...)
伊吹翼
暁「...ポンコ...監督、少しだけよろしいですか?」
伊吹翼
(プロデューサーさん? ...早足で来たけどまさか怒ってるのかな...?)
伊吹翼
ポンコツ「確か君は765プロの...一体何の用か...」
伊吹翼
ポンコツ「確か君は765プロの...一体何の用か...あだだだっ!?」
高山紗代子
...何か監督が叫んでますね...何かあったんでしょうか...?
百瀬莉緒
...さぁ...私にもよくわからないけど...腰でも痛めたのかしら?
伊吹翼
(プロデューサーさんがわたしをつかんでた監督さんの手首を、思いっきりひねってる...)
伊吹翼
ポンコツ「き、君、何するのさ!! こんなことするなんて...」
伊吹翼
ポンコツ「君達は私の舞台なんかにいらない!! さっさと出ていけ!!」
伊吹翼
(どうしよう...監督さんがカンカンだよ...わたしのせいで...)
伊吹翼
暁「...こっちから願い下げですよ。 行こう、皆さん。」
高山紗代子
え...あ...はい...失礼します...
百瀬莉緒
ちょっとプロデューサー君!? ...ああもう! 待ってよ!!
伊吹翼
暁「皆さんも早くこのドラマから降りた方がいいですよ。 ...きっと後悔しますから。」
伊吹翼
(その時のプロデューサーさんの顔は、今まで見たことのないくらい、冷たい表情だった。)

(台詞数: 50)