伊吹翼
\サァァッ…/「ふぅ...今日の練習もつらかったな...」
伊吹翼
あの後、なんとかレッスンまでに間に合ってみんなと一緒にレッスンを受けることができた
伊吹翼
まぁ...律子さん達には怒られちゃったんだけどね...
伊吹翼
あの後、ヘルメットの人はどこかに行っちゃったみたいで...お礼も言えなかったな...
伊吹翼
「まあ...もう一度くらいなら会う機会はあるよね。」\キュッ…!/
伊吹翼
シャワーを切り、体をふいて普段着に着替えた。 さっきよりも風が気持ちいいな♪
伊吹翼
「ん~さっぱりした~♪ クーラーも気持ちいい~!!」
高木社長
「さて...伊吹君も来たことだし、改めて、始めさせてもらうよ。」
伊吹翼
...あれ? みんな集まってるみたい...社長もいるし...
ジュリア
「...おい、ツバサ...今、どう考えてもそういう雰囲気じゃないだろ。」
伊吹翼
小声でジュリアーノに言われて、ひじでつかれた...ちょっと痛いよ...
高木社長
「今回、君たちに集まってもらったのには、他でもない。 あるプロジェクトを発表するためだ。」
高木社長
「...そのプロジェクトの名は、39プロジェクト!」
伊吹翼
サンキュー...プロジェクト?
高木社長
「名前の通り、君達39人を主体に新設した劇場にて、ライブをしていくという計画だ。」
高木社長
「より、ファンに楽しんでもらい、君達も成長できる...そんなプロジェクトにしたい。」
ジュリア
「へぇ...社長もたまにはやるじゃんか...」
高木社長
「そこで、だ! 我が765プロのにもう一人、新しくプロデューサーを迎えることにした!」
伊吹翼
新しいプロデューサーさん...? どんな人なんだろう...。
高木社長
「さぁキミ! 入ってきてくれたまえ!!」
伊吹翼
社長室から出てきたのは、わたしのお兄ちゃんと同じくらいの...高校生くらいの男の人。
伊吹翼
白いワイシャツにカーキのジーンズ、黒いショートヘアーにカワイイ系の顔立ちの人だった。
高木社長
「さあ君。 自己紹介をしてくれたま...」
伊吹翼
?「ああーっ!! キミは僕がバイクに乗せて連れてきた子!!」
伊吹翼
「え...もしかして黒いヘルメットの人?」
伊吹翼
黒ヘル「そうそう! まさかキミが新しい子だったなんて...」
高木社長
「うおっほん!! ...とりあえず君、まずは自己紹介してくれたまえ...。」
高木社長
黒ヘル「ああ、すいません...てっきり...あはは...。」
高木社長
黒ヘル「本日付けで新しく765プロのプロデューサーとして加わることになりました。」
伊吹翼
黒ヘル「『夏木暁』(ナツキ アカツキ) 18歳、呼び方はなんでも大丈夫ですっ!」
伊吹翼
「暁...さんかぁ...。」
伊吹翼
これがわたしと黒いヘルメットの人...暁さんとの出会い。
伊吹翼
この時から、わたしのハッピーライフは動き始めていたのかも、しれない。
(台詞数: 33)