伊吹翼
~滋賀県米原市、琵琶湖湖畔~
伊吹翼
ミッション終了まであと2時間...。2人とも来てくれるかな...。
伊吹翼
あ!来た来た!おーい、ここここ!
百瀬莉緒
はあ...はあ...。お待たせしちゃったかしら?ごめんなさい。
木下ひなた
コホッコホッ...。びわ湖、広すぎだべ...。
伊吹翼
とりあえず新幹線には間に合いそうで良かったです!
伊吹翼
もう米原駅に行かなきゃいけないですけど...。体力持ちますか?
百瀬莉緒
大丈夫。体力はあるはずだから...。
木下ひなた
あたしも、まだいけるべ。
伊吹翼
良かったです!さあ、岐阜へ急ぎましょう!
伊吹翼
~米原駅~
伊吹翼
嘘...。
百瀬莉緒
これは...予想外だったわね...。
木下ひなた
そうですn...ppppppppppppppppp
木下ひなた
うわあっ!?あ、メールだべさ。
伊吹翼
ミッション成功のメールかな...。って、ん?何かいつもと違う?
木下ひなた
ミッション完了のメールじゃないべ...。なんだ!?
百瀬莉緒
送信源は...黒井社長!?
木下ひなた
黒井「弱小アイドルの皆さん、ご苦労。」
伊吹翼
黒井「突然だが、君たちがこのミッションを完了することはできない。諦めろ。」
百瀬莉緒
黒井「我がグループが誇る秘密工作員部隊が、ある鉄道会社のサーバーをサイバー攻撃した。」
伊吹翼
黒井「何を攻撃したかは...。今の皆が一番止まってほしくないものが止まっているだろう。」
木下ひなた
...!ま、まさか...。
百瀬莉緒
黒井「東海道新幹線が運転を見合わせている。これでミッションを成功させることは不可能だ。」
伊吹翼
黒井「では、敗北が決まった諸君。その重苦しい空気に酔いしれているといい。」
木下ひなた
黒井「それでは。」
百瀬莉緒
...。これは...やられたわね。
伊吹翼
黒井社長...。最後の最後にやってくれたね。もう間に合わない...。
木下ひなた
誰かが着いてくれてることを信じて...祈るだけだべ。
伊吹翼
お願い...。誰か着いていて!98人全員は止められなくても...。少しでも鬼を減らしたい!
伊吹翼
~~~
百瀬莉緒
ミッション終了まで...30秒。
木下ひなた
20秒。
伊吹翼
10秒...
百瀬莉緒
5...4...3...
木下ひなた
2...
伊吹翼
2...1...!!
木下ひなた
pppppppppppppppppppp
伊吹翼
ミッションが...終わった...。メール、見よっか...。
百瀬莉緒
...
木下ひなた
「ーミッション終了...」
百瀬莉緒
「結果...水瀬伊織、松田亜利紗、篠宮可憐、三浦あずさの活躍により、」
伊吹翼
「ミッション成功。鬼100人全員がロックされた」
木下ひなた
嘘!やったーーー!!!!
百瀬莉緒
ずいぶんヒヤヒヤさせらたわね。どうやったのかしら。伊織ちゃんに電話してみましょう。
伊吹翼
もしもし?デコリーナ先輩?おめでとうございます!
伊吹翼
伊織「デコリーナって言うな!」
百瀬莉緒
伊織ちゃん。どうやって鬼をロックしたの?
百瀬莉緒
伊織「簡単ですよ。虹彩認証が水瀬グループ製で、亜利紗から虹彩情報を受け取りました。」
百瀬莉緒
伊織「その情報を私の水瀬グループ製の携帯で一つ一つかざしていけば終わりでした!にひひっ☆」
(台詞数: 50)