北沢志保
〚ギャオオオン〛くっ…どうしてサザンドラが…とにかく引かないと…
七尾百合子
その人たちは敵じゃないよ、サザンドラ。
北沢志保
サザンドラが大人しく…もしかして…
七尾百合子
驚かせてごめんね。私のポケモンなんだ。
伊吹翼
はぁ~びっくりした~。心臓が止まるかと思ったよ。
七尾百合子
私も翼ちゃんたちが来ると思ってなかったからちょっと本気になっちゃった。
伊吹翼
それにしても百合子ちゃんって強いんだね。あのでかいドンカラスをやっつけちゃうんだもん。
七尾百合子
まあこれでも一応四天王だからね。
北沢志保
四天王だったんですか!?
七尾百合子
といってもそんなに偉いわけでもないからね。気を使わなくていいから。
七尾百合子
私、昔からこういうドジばっかりやっててね。それでポケモン達に助けてもらってたんだけど…
七尾百合子
何回も繰り返していくうちにいつの間にか四天王クラスまで強くなっちゃったわけ。笑っちゃうよね
伊吹翼
そんなことないよ。ポケモン達が百合子ちゃんの気持ちに応えた結果がそうなったんでしょ。
伊吹翼
もっと誇ってもいいと思うな。
七尾百合子
あはは、ありがとうね。そう言ってもらえると嬉しいよ。
伊吹翼
ところででっかいドンカラスだよね。何食べたらこんなに大きくなるんだろう?
北沢志保
突然変異で大きくなった…とかなのかな?
七尾百合子
私も初めて見たよ、こんな大きさのドンカラスは。
七尾百合子
(ん?なんだろう…ここに何か刺されたような跡が…)
七尾百合子
(でも…誰かが手を加えたっていう後でもなさそうな…)
七尾百合子
(もしかして……あの例のポケモンが関係してるの?だとしたら…)
伊吹翼
…百合子ちゃん聞いてる?
七尾百合子
はっ!?ごめん、何かな?
伊吹翼
このドンカラスをこのまま放置するのも可哀想だから百合子ちゃんに捕まえてほしいんだけど。
七尾百合子
どうして私なの?
伊吹翼
だって弱らせたのは百合子ちゃんだから私が捕まえるわけにもいかないでしょ。
七尾百合子
わかった。後は私に任せてよ。(ポン)
北沢志保
これで一件落着ね。ミオシティに戻りましょうか。
伊吹翼
はぁ…お腹すいた~。志保ーおぶって~。
北沢志保
自分の足で歩きなさいよ!
七尾百合子
元はといえば私のせいだし、今日は私がご飯を奢ってあげるから歩こうね翼。
伊吹翼
じゃあ私、ステーキが食べたいな~。
七尾百合子
あ、あんまり高くない物でお願いね。
(台詞数: 33)