伊吹翼
ミオシティにとうちゃーく!
北沢志保
何事もなくついてよかったわね。
伊吹翼
えっと…次の地方に行く船を探さないとだね。
伊吹翼
あ、すいませーん!カントー行きの船ってどこにありますか?
伊吹翼
船乗り「悪いね、カントー行きの船はたった今出発したばかりなんだ。明日また来てくれ。」
伊吹翼
一歩遅かったね。
北沢志保
それならちょうどよかったわ。私、ミオ図書館に寄りたかったのよ。
伊吹翼
探し物?
北沢志保
……絵本をね。
伊吹翼
なるほど。わかった、私も付き合ってあげる。
伊吹翼
__________
伊吹翼
志保ー、探してる絵本ってどんなの?
北沢志保
えっと…「幸せを運ぶペリッパー」っていう本なんだけど…。
七尾百合子
お探しの本はこれのことかな?
伊吹翼
あ!百合子ちゃん、また会ったね。
七尾百合子
これもきっと精霊の導きのおかげかな。
北沢志保
精霊の導き?
七尾百合子
わあぁぁ!気にしないで!私の癖みたいなものだから。
七尾百合子
それよりこの本を探していたんでしょ。
北沢志保
そうなんです。中々人気な本なものでどこ探しても見つからなかったんですよ。
七尾百合子
それじゃあその本は志保にあげるよ。
北沢志保
いいんですか?
七尾百合子
うん、その絵本も志保なら大事にしてくれると思うし。
北沢志保
ありがとうございます、百合子さん。
伊吹翼
良かったね志保。
七尾百合子
せっかくまた会ったんだしさ、向こうのカフェに行こうよ!
伊吹翼
行こう行こう!私お腹減っちゃった～。
北沢志保
翼は常に減ってるわよね…。
伊吹翼
(テクテク)ところで百合子ちゃんはどうしてここに?
七尾百合子
私はちょっと図書館に調べ物があったから寄ってたんだ。
七尾百合子
あ、そういえばこの辺にでかいポケモンがうろついてるって噂知ってる?
北沢志保
はい、その噂なら耳にしましたけど…それらしきポケモンは見当たらなかったですね。
七尾百合子
何でもね、光るものを手にもって上に掲げたら来るみたいなんだって。
伊吹翼
光るものなら何でもいいんですか?
七尾百合子
それはわかんないな。あくまで噂だし。
七尾百合子
あ、そうだ!見てよこれ!ピカピカして綺麗な石でしょ。
伊吹翼
うわぁ…綺麗な石だね。
七尾百合子
クロガネ炭鉱に寄ったときに発掘されたものを貰ったんだ。
七尾百合子
ほら、太陽の光を当てるとより綺麗に見えるでしょ。
北沢志保
さっきより一層輝いて見えますね。
北沢志保
さっきより一層輝いて見えますね。〚ガァアー!!〛
伊吹翼
何…今の鳴き声…。
七尾百合子
(ガシッ)へっ?
七尾百合子
〚ガァアー!!〛いやあああああああ!!!
伊吹翼
百合子ちゃん!?
北沢志保
あれって…ドンカラス!?でも何かおっきくない!?
伊吹翼
とにかく百合子さんの後を追うよ!
(台詞数: 47)