横山奈緒
なぁ…私ホラー映画とかそういうの苦手なんやけど…
伊吹翼
私だって苦手ですよ…だからこうして三人で見ようって話になったんじゃないですか。
七尾百合子
次のドラマの役作りのためだから仕方ないよね…。とりあえず見て見ようか(ピッ)
横山奈緒
怖さを和らげるためにプロデューサーさんから内容を教えてもらっても怖いなぁ…
伊吹翼
奈緒さん…私…ちょっとお手洗いに行って来ます…。
七尾百合子
わ、私も行ってきますね…
横山奈緒
二人とも早く戻ってきてな…(TVに夢中)
伊吹翼
すぐ戻りますよ(ニヤァ)
七尾百合子
私もすぐに戻りますから(さり気無くリモコンを持っていく)
横山奈緒
(バタン)うぅ…やっぱり一人は怖いなぁ…。
横山奈緒
そや、ビデオ止めとけばいいんや…えっと…リモコンっと…。
横山奈緒
…なんで見当たらんのや…まさか百合子のやつ、そのまま持ってたんじゃないやろか…。
横山奈緒
百合子ー!リモコン持ってってないかー?(ガチャ)(ドン!)
横山奈緒
ん?(ドン!ドン!)
横山奈緒
ドアの前に何か置いてるから開かへん!あんの二人!私を嵌めやがったなぁ!
伊吹翼
やったね百合子ちゃん♪とりあえず第一弾は成功だね。
七尾百合子
そうだね!それにあのホラー映画は…。
横山奈緒
(TVから悲鳴)ギャー!な…なんや…教えてもらった映画はホラーシーンは多くないって言って…
横山奈緒
………まさか。
横山奈緒
あんのプロデューサー!!!私に嘘の内容教えやがったな!!!
横山奈緒
(再び悲鳴)ひぃぃ!!止めようにもリモコンもないから止められへん!
横山奈緒
百合子ー!翼ー!頼むから開けてくれー!(ドンドン)
伊吹翼
直接TVの電源切ればいいのにね。
七尾百合子
きっと奈緒さんは怖さと必死さで気付いてないんだよ…。
七尾百合子
必死な奈緒さんが面白いからもう少し様子をみましょうか!
伊吹翼
そうだね。くぅ〜!なんだか楽しくなってきたぁ!
横山奈緒
コラー!!!二人とも聞いとんのか!!!
横山奈緒
(ギャー!!!)ひぃぃぃ!!!頼むから開けてください!お願いします〜!!!
(台詞数: 28)