天海春香
さぁ千早ちゃん、話してもらうよ
如月千早
わざわざ私を呼び止めて……一体何の用事ですか?
天海春香
とぼけないで!千早ちゃんが美希と一緒に961プロから出てきた事、話してもらうよ!
天海春香
《遡ること30分前ーーー》
天海春香
『千早ちゃん、結局レッスンに来なかったなぁ』
天海春香
『………………』
天海春香
『ん?あれって……千早ちゃん?隣にいるのは……』
天海春香
『美希!?え、何で千早ちゃんが美希と一緒に……』
天海春香
『いや、そもそも2人が出てきた所って……961プロ!?』
天海春香
『どういう事なの?……あ、千早ちゃんが1人になった。よし……!』
天海春香
『千早ちゃん!』
如月千早
………………
天海春香
あの時……何で美希と一緒にいたの?何を話してたの?
如月千早
誘われたんですよ。美希に、961プロに来ないか、とね
天海春香
っ!それ、まさかオッケーしたんじゃないよね!?
如月千早
あなたには関係無いでしょう?
天海春香
………………
天海春香
それ、本気で言ってるの?
如月千早
本気じゃなければ、何だと言うのですか?
天海春香
何で?何が不満なの?嫌な事があるなら私に言ってよ。私はyouーi のリーダーなんだよ?
如月千早
ハァ……美希の誘いなら断りましたよ。何も問題はありません。これで満足ですか?
天海春香
嘘だ!それなら別の場所で、美希に直接言えばいいじゃん!何でわざわざ961プロに入ったの!?
如月千早
あなたもしつこいですね。何も問題は無いと言ったでしょう?もう、私の事はほっといてください
天海春香
ほっとかない!
如月千早
………………
如月千早
ほっといてください!
天海春香
ほっとかない!ほっとかないよ!だって私、また千早ちゃんと一緒にお仕事したいもん!
天海春香
一緒にレッスンして、一緒にコンテストバトルに出て……一緒にライブで歌、歌いたいもん!
如月千早
それなら何も、私じゃなくてもいいでしょう!?どうしてそこまで、私に執着するのですか!?
天海春香
千早ちゃんの代わりは千早ちゃんしかいないからだよ!
天海春香
千早ちゃんはいっつもそう……何かあっても、全然私に話してくれない……
天海春香
嫌な事があるなら、私に言ってよ!辛い事があるなら、私を頼ってよ!
天海春香
千早ちゃんが抱えてる辛いもの、半分こっちに寄越してよ!そうやって一緒に乗り越えていこうよ!
天海春香
仲間ってそういうものでしょ!?
如月千早
………………私は
如月千早
私はあなたのそういうところが嫌いなんですよ!!
天海春香
!?
如月千早
仲間?一緒に乗り越える?バカバカしい……。“私のため”だと、あなたは言うでしょうが……
如月千早
結局は自分のためでしょう!?
如月千早
人は皆、自分のために動く生き物ですよ。人のために動ける人間がいたとしても……
如月千早
それは結局、自分が満足するためのものに過ぎない……
如月千早
だからこそ、あなたの言動には愛想が尽きているのですよ!
天海春香
……違う……違うよ……。私は、本当に……千早ちゃんの事が……
如月千早
ともかく、もう私には関わらないでください
天海春香
千早ちゃん……私は
如月千早
これでも分かりませんか?ならば、言い方を変えましょう
天海春香
千早ちゃん……!
如月千早
私に関わるな
(台詞数: 48)