真壁瑞希
\コンコン/失礼します。
高坂海美
みずきん、お帰り~!
田中琴葉
お帰りなさい♪
真壁瑞希
高坂さん、お目覚めでしたか。ぐっもーにん♪
高坂海美
いやー、ぐっすり寝ちゃったから快調快調☆すぐにでも動けるよ♪
田中琴葉
ダメよ!さっきも飛び起きて走ろうとしたら、ふらついて倒れそうだったでしょう!?
高坂海美
うー…ウズウズするよー、動きたいよー。
田中琴葉
海美ちゃん?
高坂海美
琴葉ー、目が笑ってないよ…。
田中琴葉
今日は無茶しないようにしっかり見張るからね!
真壁瑞希
琴葉お姉ちゃんですね。うらやましい。
高坂海美
琴葉お姉ちゃん♪…なんか嬉しいな♪
田中琴葉
もう…からかわないの//
真壁瑞希
…姉妹のように…か。
真壁瑞希
…警視正たちも昔はそうだったのでしょうか…。
田中琴葉
警視正?…【姫】の元アジトで二人で写ってる写真が見つかったよ?
真壁瑞希
…何かおっしゃってまひたか?
真壁瑞希
…あう。
田中琴葉
ふふ♪昔はその仲良かった娘とお姫様みたいに幸せにしてたみたい♪
田中琴葉
父親が王様ってことで、訪ねて来る同僚は『お大臣』様だって♪
高坂海美
んー?『大臣』?…あー、なんだっけ…
高坂海美
『大臣の裏の顔に気づいて幽閉された…って【姫】の話のこと?』
高坂海美
うん!そう、それ!
田中琴葉
え?え?…今、なんで海美ちゃん1人で会話成立したの?
高坂海美
『あ、ごめん。あなたは初めましてだったね。あたしはヘスティア。海美の中に同居してる。』
田中琴葉
ふーん。…ひょっとして、海美ちゃんが無茶をしたのはあなたのせいかな?
高坂海美
『怖い!怖いよ、この娘!笑ってるのに笑ってない!』
真壁瑞希
『大臣の裏の顔』…
真壁瑞希
もしこの『大臣』が警視正の昔話の『お大臣』と同じ人を指すならば…!
真壁瑞希
【姫】と警視正が離れるきっかけとなった黒幕は、警視正の旧知の幹部の中に。
真壁瑞希
…それも幼い頃から知っている父親の同僚。
真壁瑞希
ならば、今【桜田門】から【アテナ】の反応があるのも納得です。
真壁瑞希
…しかし、まだ特定ができません。
高坂海美
えーと、琴葉、落ち着こう?わたしは大丈夫だからね?
田中琴葉
ただでさえ、海美ちゃんは無茶しやすいのに…。そんな力があったらもっと…。
高坂海美
琴葉…(ぎゅっ)//
田中琴葉
う、海美ちゃん?…//
高坂海美
琴葉がわたしの心配してくれることわかってる。…大丈夫だから。
田中琴葉
うん…//
高坂海美
無茶はしても無理はしない。だから…ね?
田中琴葉
そこは無茶はしないって言ってくれないんだ…。
高坂海美
えへへ…ごめん。
田中琴葉
もう…わかりました♪
田中琴葉
でも、今日は言うこと聞いて大人しくしててね♪
高坂海美
はぁーい…。
真壁瑞希
…なんでしょう。いたたたまれないぞ。
真壁瑞希
…噛みました。
(台詞数: 47)