
田中琴葉
おはよう紗代子ちゃん。今日からしばらく私たちだけだったよね。

高山紗代子
おはようございます。はい、皆もうイベントに出発していきましたよ。

田中琴葉
今頃皆は空の上、か。いいなあ、私も雲の上のステージでのライブ出たかったわ。

高山紗代子
私もです。天の川の川下りなんて絶対楽しいですよね、羨ましい…

田中琴葉
お仕事入ってるから仕方ないけどね。そう言えば、本場の天の川で願い事書くんだったっけ?

高山紗代子
らしいですね。律子さん「皆、トップアイドルになるって書きなさいよ」って言ってましたよ。

田中琴葉
あはは、律子さんらしいね。私なら何て書こうかな…やっぱり、トップアイドルかしら?

高山紗代子
私はどうだろ…やっぱり、同じですかね?

田中琴葉
まあやっぱりね。さてと、それじゃそろそろ留守番組でレッスン始めよっか…

宮尾美也
願い事ならおまかせあれ。マジカルプリンセス、見参ですよ~

高山紗代子
美也さん?どうしたんですかその格好。

宮尾美也
私は宮尾美也じゃないですよ。お2人の願いを叶える為に現れた、マジカルプリンセスです。

田中琴葉
ちょっと美也ちゃん、駄目じゃない勝手に撮影の衣装着たら。ほら、早く着替えてきなさい?

宮尾美也
だから私はマジカルプリンセスなんですってば~。

田中琴葉
もう。美也ちゃん、今は遊んでいい時間じゃないのよ。ほら、レッスン始めるから。

宮尾美也
む~。いいですよ、じゃあ証拠をお目にかけますから。

高山紗代子
証拠?

宮尾美也
ライヨラライヨラ…えいっ~。

田中琴葉
きゃっ!美也ちゃん、一体何して…消えた!?

高山紗代子
ど、どういう事なんでしょう。今のまさか、本当に美也さんじゃなくて魔法使い…

宮尾美也
…うふふ。びっくりしましたか~?

高山紗代子
へ?美也さん、いつの間に私たちの後ろに。

宮尾美也
瑞希ちゃんに教わった手品です。どうですか、すごいでしょ~

田中琴葉
あはは。もう、美也ちゃんったら。分かった分かった、参りました。

高山紗代子
び、びっくりした。美也さんが本当に消えたのかと思いましたよ。

宮尾美也
うふふ。これで皆の願い事も叶いますよ~?

田中琴葉
まだそんな事言って。はいはい、叶うといいわね。ほら、レッスン行くわよ?

宮尾美也
はーい。

田中琴葉
ただいま…ふう。人数が少ないとつい個人レッスン増やしちゃうわね、疲れたな。お風呂入ろっと。

田中琴葉
ああ、いい気持ち。このままいつまでも湯船に浸かってたいわ。

田中琴葉
…

田中琴葉
ん、どうしたのよお母さん。急に何…え、もうそんな時間!?ご、ごめん。すぐ出るから。

田中琴葉
驚いたわ、まさか3時間もお風呂入ってたなんて。ほんのちょっとぼんやりしてただけなのに。

田中琴葉
そんなに疲れが溜まってたのかしら?気を付けなきゃ駄目ね。よし、しっかり寝なきゃだわ。

田中琴葉
さて。明日は事務所の鍵開けて、小鳥さんの代わりにお掃除してと。それから…

宮尾美也
(ほら。願いが叶ったでしょ~?)

田中琴葉
…ん?何かしら今の。なんか美也ちゃんの声がしたみたいだったけど。

田中琴葉
そんな訳ないか。それじゃ、おやすみなさい。

宮尾美也
(続く)
(台詞数: 39)