田中琴葉
現れたわねマイティーセーラー。今日こそ息の根を止めてやるわ、これでもくらいなさい!
豊川風花
来たわね、デストルドー。よーし…
豊川風花
って、何これ。いやん、ぬるぬるする。
百瀬莉緒
バトルナース!くっ、触手兵器か。迂闊に近付いたら取り込まれるわ…
百瀬莉緒
…どうでもいいけど色っぽいわね~。あの色気は真似出来ないわ。
豊川風花
ね、ネクスト?早く何とかしてくださ…ひゃうんっ!?
百瀬莉緒
ありゃま、可愛らしい声ですこと。あんなの聞いたら男なんてイチコロよね…ん?
百瀬莉緒
相手の怪人も見とれてデレデレしてる…チャンスだわ!
田中琴葉
なっ!?ち、ちょっとこら。何ぼさっとしてるの、早くやっつけちゃいなさい…
百瀬莉緒
お生憎様。男なんかに頼るからこんな目に遭うのよ。この次は女らしく戦う事ね。
百瀬莉緒
行くわよ?必殺。斬・念・剣!
田中琴葉
お、おのれ~。来週こそやっつけてやるわ、覚えてなさい!
百瀬莉緒
いやあ今回も大勝利ね、良かった良かった。さ、帰るわよ。打ち上げが私を呼んでいるわ…
豊川風花
…
百瀬莉緒
ん、どうしたの。怪我でもした?
豊川風花
あの。私ホントにこれでいいんですか、毎回服を濡らされたり脱がされたりしてるだけなんですが。
百瀬莉緒
そういう敵なんだししょうがないじゃない、文句は相手のスケベ怪人達に言いなさいよ。
豊川風花
おかしいですよ!何で私の出撃の時だけ怪人が男性なんです、普段は女の子ばかりなのに。
百瀬莉緒
私に言われても困るわよ、ファーストと戦ってた頃は男多かったし、その生き残りとかじゃない?
豊川風花
くすん。もう嫌だわ、せっかく憧れの正義の味方になれたと思ったのに毎回こんな役ばっかりで。
百瀬莉緒
そういう世界を変えたくて戦ってんるんじゃないの、元気出しなさいってば。
百瀬莉緒
仕方ない、奥の手を使うか…もしもし?うん、私。ちょっとお願いがあるんだけど。
百瀬莉緒
いや私だってあなたに頼むのは筋違いな事ぐらい分かってるわよ、けど部下の子が悩んでてさ。
百瀬莉緒
分かってる、1回だけでいいから…うん、ありがとね。話はついたわ、次回は男怪人来ないわよ。
豊川風花
どなたに電話してたんですか?
百瀬莉緒
シザースレディこと千鶴ちゃんよ。こないだの飲み会で連絡先聞いといて正解だったわ。
豊川風花
ええ!?何だってそんな。というか、デストルドーと連絡取り合うってそれはいくら何でも…
百瀬莉緒
デストルドーも色々大変なのよ。さ、帰って打ち上げするとしますか!
豊川風花
なんだかなあ…
田中琴葉
(次の週)来たわねマイティーセーラー。今日は今までとは違うわよ。
百瀬莉緒
面白い。いいわ、かかってらっしゃい!(千鶴ちゃん約束守ってくれたのね、男怪人いないわ)
田中琴葉
見てなさい、これがデストルドー総帥の真の力よ…
豊川風花
な、これは。ネクスト!気を付けて下さい、とてつもないオーラを感じます!
百瀬莉緒
ええ、分かってるわ。面白いじゃない、受けて立つわよ。
田中琴葉
さあ。覚悟はいいかしら、行くわよ…必殺!
田中琴葉
うっふ~ん。私にやられて?お・ね・が・い♡だめぇ?
百瀬莉緒
…は?
豊川風花
…あの、えっと?
田中琴葉
ふっふっふ。どう?そっちのあなたを参考に編み出した技、名付けてお色気メロメロビームよ。
百瀬莉緒
いや、何言ってるのよ。そんなもの効くわけないじゃない。
田中琴葉
う、嘘でしょう!?デストルドーの女の子達は皆、これで倒せたのに…
田中琴葉
ん、てことはあなた達女の子に興味はないのね。すごいわマイティーセーラー、なんて健全なの!
百瀬莉緒
いや、あなた達こそどういう組織よ。そりゃ千鶴ちゃんも苦労するはずだわ。
田中琴葉
ふふ。良かった、ニンゲンにもまともな感性の持ち主がいるのね、安心したわ。
豊川風花
ちょっと、そんな事よりかかってらっしゃい。今日は正統派な戦いをするんじゃないの?
田中琴葉
あ。いや、実は、その。今日用意した兵器って実はさっきのでおしまいでして。
豊川風花
…正座!何考えてるのあなた、悪の組織がそんな事でどうする気よ?
田中琴葉
ご、ごめんなさい。調子に乗ってました。次やる時は頑張りますので、はい…
豊川風花
あのね、私は正統派なの。変則的なのは要らないから。そもそも悪役でいるなら、もっと…
百瀬莉緒
落ち着きなさいバトルナース。はあ、こりゃ長くなりそうね…
(台詞数: 50)