田中琴葉
あら百合子、また本を読んでるの?デストルドーになってもそこは相変わらずね。
七尾百合子
はい…全ては、琴葉様のために。
田中琴葉
嬉しい事言ってくれるわね。どんな本読んでるの、強者が世界を支配するお話とか…
田中琴葉
『私の職場の女上司が可愛すぎてガマンの限界が近付いてる件』
田中琴葉
…
田中琴葉
……(゜д゜)
七尾百合子
欲望の、赴くママに…!
田中琴葉
ストップ、ストップ!百合子、命令よ。今後一切の読書は禁止、いいわね?
七尾百合子
ドウシテ?やりたいコト、スル。それがデストルドーだって、琴葉様はオッシャッタ…
田中琴葉
う、それは…とにかく駄目なのは駄目、いいわね!
田中琴葉
…という事があったの。ほんと、ニンゲンって何考えてるのかしら。
永吉昴
ふーん。まあ趣味なんじゃねえの。
田中琴葉
1人で楽しむ分にはいいわよ、興味無い私にまで押し付けないで欲しいわ、まったく。
永吉昴
まあまあ、それだけマイティーセーラーがここに染まって来たって事だろ、いい事じゃんか。
田中琴葉
こんな馴れ合いなんて冗談じゃないわ、私はそんな事の為に彼女を仲間にしたわけじゃ…
田中琴葉
…昴?なんで急に服脱ぎだしてるの?
永吉昴
え、なんでって…
永吉昴
言葉で会話は終わっただろ?だったら、あとは身体で分かり合うしかないじゃないか。
田中琴葉
あ、あなたそういう嗜好無かったでしょ?お嫁さん怪人になるのが夢だって…
永吉昴
その夢はまだ捨てちゃいないぜ…琴葉様の嫁に、だけどな。
田中琴葉
な、何を言い出すのよ。いい?私達は女同士で…
永吉昴
女は女同士、男は男同士ってな。ニンゲン達じゃこういうの当たり前らしいぜ?
田中琴葉
そんなワケ無いでしょ、どこ情報よそれ。
永吉昴
え、でもこのサイレントリトルバードってのや島原江レナってヤツの本にそう書いてあったぜ?
田中琴葉
洗脳済み!?いい昴、それは架空の作り話なの、実際に同性愛なんて滅多にない…
七尾百合子
抜け駆け、許サナイ…!
田中琴葉
面倒なの来た!
永吉昴
へっ、知るかそんな事。欲望に忠実なのがデストルドーだぜ?
七尾百合子
認めナイ。琴葉様、私のモノ!
永吉昴
面白い。いいぜ、どっちが琴葉様に相応しいか勝負してやるよ…
田中琴葉
いい加減にしなさい!冗談じゃないわ、何仲間内で馬鹿な喧嘩してるわけ?
七尾百合子
…
田中琴葉
皆で力を合わせて世界を支配するのがデストルドーよ、そんな馬鹿な真似許さないから。いい?
永吉昴
琴葉様…
永吉昴
へへっ見たかよマイティーセーラー。オレ今、琴葉様に叱られたぜ?
七尾百合子
違ウ、今のは私ヲ叱ッタ!
永吉昴
琴葉様が一番大切なのはオレだっての。まだわかんないのか?これ以上言うなら本気で…
七尾百合子
面白イ。決着ヲ付けてヤル…!
田中琴葉
もしもしマイティー本部?デストルドーが2体がここにいるの、今すぐ助けに来て!
(台詞数: 39)