七尾百合子
ぐっ…!流石はデストルドーの大幹部…強い…!
高山紗代子
ああっ!マイティセーラーが吹き飛ばされて…!こんな時、応援しかできない自分がもどかしい…
田中琴葉
力…欲しいですか?
高山紗代子
力…?あなたは、いったい…
田中琴葉
私はヒーローズの研究チームに所属している者です、あなたに試作兵器を託したいのです…
高山紗代子
試作兵器…ですか?
田中琴葉
ええ、装備者の潜在能力を解放し、爆発的な戦闘能力を得る刀…
田中琴葉
見たところあなたの潜在能力は相当に高いです、もしかしたらマイティセーラーに匹敵するかも…
高山紗代子
私が…マイティセーラーに匹敵する力を…でも、それだけの力を私が制御できるんでしょうか…?
田中琴葉
正直、確証はありません…しかし、今は緊急事態、多少の危険を冒してでも援軍が必要かと…
高山紗代子
…………
田中琴葉
迷うのも仕方ないですよね…しかし、今彼女を助けられるのはあなただけなんです…
高山紗代子
……刀を、渡してください。
田中琴葉
その返事を待っておりました…刀を握って力が欲しいと強く念じて下さい、それがトリガーです…
高山紗代子
すごい…力が…溢れてくる…!これが、キネティックパワーなんですね…
田中琴葉
ええ……ただし、『ダーク』キネティックパワーだけどね。
高山紗代子
えっ…ダーク…?あれ?頭の中に声が…全てを壊せって…そんな…
田中琴葉
ふふっ、バカな子ね…私はデストルドーの総帥、そしてその刀は暗黒エネルギーの結晶よ…
高山紗代子
暗黒…エネルギーの…結晶…?
田中琴葉
ええ、その刀は我々デストルドーの力の根源…普段は私の武器として使っているんだけど…
田中琴葉
特別に貸してあげるわ…貴方の潜在能力はマイティセーラー以上、その力で彼女を殺すのよ…
高山紗代子
そ、そんな…イヤ…マイティセーラーヲ…コロス…ナンテ…
高山紗代子
壊シタイ…ナンテ…嫌…壊シタイ…全テヲ…マイティ…セーラー…モ…
田中琴葉
凄まじい力ね…この子に目をつけて正解だったわ…そうよね、『ダークセーラー』?
高山紗代子
私ハ…ダークセーラー…壊ス…全テヲ…壊ス…ソシテ…モットチカラヲ…手ニ入レル…!
高山紗代子
アナタモ…凄イ…チカラ…壊シテ…チカラヲ…奪ウ…!(琴葉に斬りかかる)
田中琴葉
あらら、力に飲み込まれちゃったのね…飼い主に噛み付くなんてね…
田中琴葉
力の差を思い知らせてあげないと…ぐっ!(素手で受け止めようとして弾かれる)
高山紗代子
強イケド…勝テル…!壊シテ…モット…強クナレル…!
田中琴葉
想像以上の力ね…私でも素手で勝つのは厳しい…本当に素晴らしい力…
田中琴葉
ならば是非とも力の差を見せつけて従えないとね…来なさい、デストレイピア!
田中琴葉
あれ?来ない…デストレイピア!デストレイピアってばー!ご主人の声が聞こえないの!?
高山紗代子
ドウシタノ…ソレダケノチカラナノニ…抵抗シナイノ…?
田中琴葉
あっ、今デストレイピアはデストル刀に変形させてあの子に貸してるんだった…
田中琴葉
つまり私は丸腰…そして素手だと私でも勝つのは厳しい…つまり…
高山紗代子
フフフ…来ナイナラ…コッチカラ…壊シニ…行クヨ…!
田中琴葉
たーすけーてーっ!怪人が!怪人が暴れ出したんですー!(全力で逃げ出す)
高山紗代子
アッ…逃ゲタ…
高山紗代子
フフフッ…狩リノ…時間ダネ…全部壊シテ…炙リ出シテ…アゲル…!
田中琴葉
ヒーローズさーん!助けて下さーい!このままだと殺されちゃいますーっ!
(台詞数: 40)