
高坂海美
(あの日、彼女は言った)

田中琴葉
「マイティセーラー…今回は負けを認めるわ。でもね」

田中琴葉
「貴女たち正義の味方がいる限り、悪は消えない…」

田中琴葉
「精々一時の平穏を楽しむといいわ___。どうせ貴女も」

田中琴葉
「こちら側に来るのだから___」

高坂海美
(デストルドーの首領が散り際に残した言葉。その言葉は私にこびり付き)

高坂海美
(やがて、その意味を知ることになった…)

高坂海美
(デストルドーという共通の敵を失った人類は、再び互いを憎み、争い)

高坂海美
(かつてのように、つぶし合いを始めたのだ。)

田中琴葉
(これで分かったでしょう?今の人類に未来はない)

田中琴葉
(誰かが悪を演じ、敵になるしかないのよ)

高坂海美
(違う!人類にはまだ可能性が…)

田中琴葉
(あるわけないじゃない。貴女たちが人類に平和を与えた結果)

田中琴葉
(人類は自らの利益に縋る豚へと逆戻りした。そんな豚は躾けるしかない)

田中琴葉
(貴女自身の手で___)

高坂海美
私が……?

田中琴葉
(そう…。剣を取りなさい。そして纏うの)

田中琴葉
(黒き骸をね…)

高坂海美
……

高坂海美
……それが、人類のためなら

高坂海美
私は___

高坂海美
デストルドーになる…!

高坂海美
(そうだ…人類が道を誤ったのなら、私が正せばいいんだ)

高坂海美
(もし、それで駄目なら…)

田中琴葉
『全て』

高坂海美
『壊しちゃえばいいんだ』
(台詞数: 26)