青春!デストル高校!〜不良〜
BGM
TOWN_RMX
脚本家
CRバルスP@禁酒中
投稿日時
2016-07-24 16:28:30

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野々原茜
(今日も元気にアルバイトに勤しむ茜ちゃん!偉いね!きっと良いことあるはず!)
野々原茜
(なのにどうして、今日もデストル高校の人が来ているのかなー…。)
田中琴葉
高山さん。今日貴女を呼び出したのは、貴女に話しておきたい事があるからよ。
高山紗代子
話しておきたい事、ですか?
田中琴葉
ええ。実は、信じたくはないのだけれど、デストル高校に不良の生徒がいるらしいの。
高山紗代子
な、何ですって!?
田中琴葉
そういう生徒が近所に出没するという噂を耳にしたのよ。
田中琴葉
なんでも、他校と抗争を繰り広げたって、自慢気に話していたらしいわ。
高山紗代子
他校と…!?大問題じゃないですか!?
野々原茜
…………。
田中琴葉
あとは、公共の場で喧嘩しそうになったり、ゲームセンターの筐体を占領したり…。
高山紗代子
地域に迷惑をかけるたぁ許せねぇ!!
野々原茜
…………。
田中琴葉
知ってる?デストル高校が近所で何と呼ばれているか?
田中琴葉
「不良の巣窟、クズの溜まり場」…他にもあるけれど、酷い呼び名ばかりよ。
高山紗代子
確かに、番長が入学されるまでは、そんな腐った所だったみたいですね。
田中琴葉
ええ。それをようやく、私の代で変えることができたの。
田中琴葉
話し合いの場を設けて、きちんと全員を説き伏せて…その結果、今の平穏があるの。
田中琴葉
これからは周囲の評判を上げなければいけない…なのに、不良に暴れられては困るのよ。
高山紗代子
わかりました。では、私が校外をパトロールします。
高山紗代子
不良を見かけたら、私が見事更生させてみせましょう!
田中琴葉
ありがとう。流石は副会長。頼もしいわね。
野々原茜
……あのー。
田中琴葉
あら?どうしたの?店員さん。
野々原茜
いや、実はそこの方がその…。
野々原茜
「おいごらぁ!!てめぇなめてんのか!!」「あぁん!?やんのかコラァ!!」
田中琴葉
あら?お店の外で喧嘩かしら?嫌ね…。
高山紗代子
店の中にまで声が響いて…迷惑ですね。私が止めてきましょう。
田中琴葉
待って。ここは私に行かせて。
野々原茜
お、お客様!危険です!おやめください!
田中琴葉
大丈夫。不良だって、根は素直なものよ。話せばわかるわ。
野々原茜
「いいぜ!ここで白黒つけてやらぁ!…ん?何だこの女?」
野々原茜
「ぐふっ!?ごっ…あ…ぶっ!?」「ひ、ひぃぃぃ!!すみません!!俺たちが悪かったです!!」
野々原茜
「二度と暴れません!!誓いますから、許してください!!……ひゃぁぁぁぁ!!」
田中琴葉
ただいま。
高山紗代子
お疲れ様です。お見事でした。
田中琴葉
ね?拳で語り合えば、誰でも説き伏せることができるの。
田中琴葉
今みたいな感じで、バシバシ不良を取り締まってちょうだい。
高山紗代子
はい!わかりました!
田中琴葉
……あ、そうだ。店員さん。さっき、何か言いかけていませんでした?
野々原茜
えっ!?あ、そ、その…。
野々原茜
こ、コーヒーのおかわり、どうですかねー?
田中琴葉
そうね。いただこうかしら。
高山紗代子
私も一杯頼むわ。
野々原茜
かしこまりました〜!
野々原茜
(やっぱりデストル高校怖っ!!)

(台詞数: 46)