七尾百合子
…あれ…ここは…
田中琴葉
目が覚めたかしらマイティセーラー?
七尾百合子
琴葉さん…っ!?ガシャン…
七尾百合子
マイティセーラーは自身が拘束されていた事に気がつく
七尾百合子
なにこれ…外れない…
田中琴葉
それはそうよ…私が拘束したんだもの…
七尾百合子
なんで!私から闇を追い払ってくれたんじゃ…
田中琴葉
闇?この子のこと言ってるの?ブァァン…
七尾百合子
先ほどマイティセーラーに取り付いていたものが姿を現わす
田中琴葉
この子はね…特定の人物に取り付くことができるのよ…
七尾百合子
な…そんな…どうして!?また裏切るの!?
田中琴葉
裏切る?違うわ…
田中琴葉
だって私…レジェンドセーラーなんかじゃないもの…
七尾百合子
なっ!?
黒井社長
???『貴様が…マイティセーラーか…』
七尾百合子
っ!?誰!?
黒井社長
私は黒井…正義を憎む者だ…貴様と言いミリオンアーマードと言い…私に歯向かって…
黒井社長
そのせいで私は身体の殆どが機械化する羽目になったんだ…
七尾百合子
そんなの…知ったこっちゃないわよ!
黒井社長
そして彼女は…私が作り上げたクローンだ…良くできているだろう?
七尾百合子
クローン…だと…
田中琴葉
本当なら貴女をこの子に取り憑かせて味方にするほうが楽だったわ…
田中琴葉
けどね…人類がマイティセーラーという希望を失うという絶望を植え付けてやる為にね…
田中琴葉
私が一芝居打ったのよ…
七尾百合子
こんな事…許されると思っているのか!?
田中琴葉
右腕がない貴女が言える台詞かしら?
七尾百合子
っ…
田中琴葉
返してあげるわ…この右腕…このデストル因子を貴女に入れ込んだ時にね!
田中琴葉
琴葉はマイティセーラーの傷口に注射器を刺した…
七尾百合子
きゃぁぁぁ!
田中琴葉
いい悲鳴だわ…
田中琴葉
そして注射器の中身をマイティセーラーに撃ち込んだ
七尾百合子
がぁぁ…や…やめろ…入ってくるな…やめろぉぉぉぉ!
黒井社長
貴様はデストルを復活させるまでの時間稼ぎをしてもらう…
七尾百合子
がぁぁ…ぁぁぁぁ…いや…やめろ…来るな…来るなぁぁぁぁ!!
七尾百合子
…
七尾百合子
ここは…『貴女はだぁれ?』
七尾百合子
えっ…?私?『そうだよ…もう1人…いや…3人目の貴女…』
七尾百合子
『デストル因子の貴女よ…私と貴女は今から1つになるの…』
七尾百合子
いや…触らないで…来ないで…いや…いゃぁぁぁぁぁぁぁ!!
七尾百合子
がぁぁ…がぁぁぁぁ!
七尾百合子
…
田中琴葉
落ち着いたかしら?いまの気分はどう?
七尾百合子
最高です…ありがとうございます琴葉さま…
田中琴葉
貴女の敵はなに?
七尾百合子
全ての正義…人…Aigis…
田中琴葉
いまの貴女は私の手下よ…そんな薄汚れた服…もう要らないわ…ビリッ!ビリビリ!
田中琴葉
琴葉はマイティセーラーの服を破いた…そして黒いセーラー服を着せた
田中琴葉
貴女はこれからイービルセーラーよ…
七尾百合子
私は…イービルセーラー…すべての正義を消し去る者…
(台詞数: 50)