田中琴葉
(ガッ!)←後ろから、右手で口を塞ぎ、左手で腕に着いてるマインドアジャスターを弾き飛ばす!
七尾百合子
ム、ムグッ!
田中琴葉
……今回は、何から何まで誤算だったわ。
田中琴葉
うれしい誤算は2つだけ……マイティセーラーがパワーを使い果たしていたのと、
田中琴葉
“戦士”に“真逆のパワー”を注ぎ込めば、染められるかも知れないことが分かったこと。
七尾百合子
!
高山紗代子
や、止めなさい……止めろぉ!!(到着地まで必死に飛ばすが……)
田中琴葉
「ダークネスマーキング♪」(マイティセーラーの体の傷口から、デストル因子を注ぎ込む!)
七尾百合子
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!(もがき苦しむマイティセーラー)
高山紗代子
この……ルナティックアロー!(ズドドドド!)
田中琴葉
ちっ!(体を放す)満足には入れられなかったか……
七尾百合子
あ……(ドサッ)あ……あぁぁぁぁ!(のたうち回る)あぁぁぁぁ!
高山紗代子
マイティ、マイティ!(みんな一斉に駆け寄る)
田中琴葉
……でもこれで、マイティセーラーがこちらの駒になる可能性が持てたか。多分10日間位かしら?
七尾百合子
うぅ……うわぁ……(段々と弱々しくなっていく……)
高山紗代子
……ジェラシーナ!あなたはなんて事を!
田中琴葉
……こちらも、今回は手ぶらでは帰れなかったのよ。
高山紗代子
……どういう意味よ。
田中琴葉
……“あの方”が、お帰りになられるわ♪
高山紗代子
……あの……方?
田中琴葉
私達デストルドーの首領よ。正直私なんか足元にも及ばない方ね。
高山紗代子
全員「!」
田中琴葉
……私もかなりやられたから、暫くは出てこれないけど、
田中琴葉
この傷が癒える頃には、地球に到着するんじゃないかな?
田中琴葉
その時のプレゼントが、悪のマイティセーラーなら最高ね♪
高山紗代子
そんな事させるもんですか!?絶対に助ける!
田中琴葉
無駄よ。一旦流し込んだデストル因子を取り除かない限り、戻らないはずだけど……
田中琴葉
あの技、使えるの多分その子だけでしょ?(マイティセーラーを指差し)
高山紗代子
………あ…………
田中琴葉
それじゃその時を、楽しみにしているわ♪フフフフフ……(ゆっくりと消えていく)
高山紗代子
ま、待て!(ジェラシーナを捕らえようと必死に手を伸ばすが……)
田中琴葉
(フッ)←もう少しの所で完全に消えた……
高山紗代子
……そんな。マイティが……マイティが……
高山紗代子
いやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
高山紗代子
“敵の策略により、デストル因子を流し込まれてしまったマイティセーラー……”
七尾百合子
“彼女を救う手だては、残されていないのだろうか………”
七尾百合子
……………
七尾百合子
\ハイ、カーーット!OKです!/
七尾百合子
西P「お疲れさm」
七尾百合子
(掴みかかるように)お疲れ様じゃないですよ!
七尾百合子
西P「うわっ!」
七尾百合子
……こんなの、もうどうしようも無いじゃないですか!?
七尾百合子
西P「……いやスマン。この後の話の構想練ってたら、この方が次回が面白くなりそうなんで……」
七尾百合子
……と言うことは、何とかなるかもしれないんですか!?
七尾百合子
西P「……まぁ、そこは次のシリーズをお楽しみに、としか……」
七尾百合子
プロデューサーさん!(次回シリーズに続く!)
(台詞数: 46)