親友だから。
BGM
恋花
脚本家
不明
投稿日時
2016-06-06 19:43:03

脚本家コメント
恵美がプロデューサーと結婚する話…
と見せかけて琴葉の話です。
※訂正
×何言ってるよ→○何言ってるのよ
×恵美も選んだ→○恵美を選んだ

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島原エレナ
「おめでとっ、メグミ!そのドレス、とってもステキね♪」
所恵美
「ニャハハ、照れるなぁ。でも、ありがとう。エレナ」
田中琴葉
「ホントにキレイ…すごく綺麗だよ、恵美」
所恵美
「…ありがとう、琴葉。あと…」
所恵美
「……ごめん」
田中琴葉
「─────っ!」
田中琴葉
「な、なに言ってるよ。ほらっ、そろそろ行かなきゃ!」
所恵美
「琴葉…」
田中琴葉
「ほらっ、プロデューサーも待ってるよ?」
所恵美
「う、うん…。また、後でね」
田中琴葉
「…………」
田中琴葉
「もうっ…バカなんだから」
田中琴葉
ホントに…バカ、なんだから……
島原エレナ
「…………」
島原エレナ
「…コトハ。ワタシも知ってたョ。コトハはずっと…」
田中琴葉
「…うん。そうだね」
田中琴葉
「私も…好きだったよ。ずっと、好きだった…」
田中琴葉
「プロデューサーのことが…好きだったよ」
田中琴葉
あの人が恵美も選んだとき…悲しかったし、悔しかった。
田中琴葉
『どうしてなの?』って、一晩中泣き続けた。
田中琴葉
でも…“しょうがないかな”とも思った。
田中琴葉
不思議と…そう思えたの。だって…
田中琴葉
「だって恵美だもん。私の…親友だもん」
田中琴葉
「嬉しくないはずがないよ。…幸せになってほしいよ!」
田中琴葉
それなのに、どうして…
田中琴葉
「どうして、涙が溢れるのかな?」
田中琴葉
私は今、泣いているのか、笑っているのか…
田中琴葉
もう自分でも分からないくらい、顔をグチャグチャにして、エレナに問いかける。
田中琴葉
しばらく…普段は見せないような表情をして、エレナは口を開く。
島原エレナ
「コトハ…。それはきっと…きっとネ?」
島原エレナ
「コトハが2人のこと…ダイスキだからだヨ」
田中琴葉
「エレナ…」
島原エレナ
「ダイスキな2人への想いが、止まらないからだヨ」
島原エレナ
「だから、だからネ…」
田中琴葉
「…うん。分かってる。分かってるよ…エレナ」
田中琴葉
…ホントは気づいてた。私は2人の幸せを願わずにはいられないってこと。
田中琴葉
どうしたって好きなんだもん。プロデューサーも…恵美も。
田中琴葉
でも…でも今は、少しだけ…
田中琴葉
「ごめん、エレナ…。少しの間でいいから…」
田中琴葉
「肩…貸してくれるかな?」
島原エレナ
「…いいヨ。コトハ…」
田中琴葉
そっと、エレナの肩に額を乗せる。
田中琴葉
「……うぅ」
田中琴葉
「ごめん。すぐに…すぐにね?いつもの私に戻るから…」
田中琴葉
「笑顔で、2人を見届けたいから…」
島原エレナ
「……うん」
田中琴葉
───ありがとう…エレナ。
田中琴葉
心の中で…もう一人の親友に感謝をする。
田中琴葉
もう…声になりそうになかったから。

(台詞数: 49)