エミリー
ーーエミリーの写真は仙台
島原エレナ
ーー島原さんのは大阪っと
田中琴葉
ーー琴葉さん…これは福岡分ね
田中琴葉
「ライブツアーの写真は、これで大丈夫かしら」
エミリー
「……笑った写真ばかりね」
エミリー
「本当に楽しそう…。」
島原エレナ
「やっぱり、素顔がみたいなら、早坂さんに任せた方が…」
島原エレナ
P「ちはや〜決まった〜?」
島原エレナ
千早「プロデューサー・・・」
田中琴葉
P「あまり悩まくてもいいんだぞ。各地をエンジョイしてる姿があればいいんだし」
エミリー
P「……それにしても」
田中琴葉
P「笑ってる写真多いな。ライブツアーと言うより観光してるってイメージだな」
島原エレナ
千早「はい、隙があればカメラを向けてました」
田中琴葉
P「千早の目撃証言はよく耳にするよ。会場の何処かに潜んでいるってウワサ」
エミリー
P「ライブ以外の各地の様子がわかる物が欲しいと言われてな…千早ならと撮ってると思ったよ」
エミリー
千早「でも、私の写真なんて役に立つのでしょうか?」
田中琴葉
P「シアター組が立ち寄ったお店の宣伝にもなるし充分貢献しているよ」
島原エレナ
P「それに、ファンって奴は彼女たちの喜ぶ姿があればなんだって嬉しいものなのさ」
島原エレナ
千早「…だとしたら、同じ表情ばかりだから、面白味ありませんよね…?」
島原エレナ
P「………。」
田中琴葉
P「…『笑顔なんて誰にでもできる』か…」
田中琴葉
P「俺はそうとは、思わないがね」
エミリー
P「世の中には、笑いたい時に笑えて泣きたい時に泣ける人なんて、そんなにいないもんだぜ」
エミリー
千早「…………。」
エミリー
P「実体験の俺が保証済みだよ。千早なら、なんとなくわかるよな?」
島原エレナ
千早「何か、嫌味を言われた感じです」
田中琴葉
P「あ〜いやいや、深い意味はないよ。気にするなって」
田中琴葉
P「今の千早は、あの頃よりも進んでいる。そのカメラが何よりの証拠だ」
エミリー
P「それが、今まで千早が見てきた世界なんだ……。大事にしなきゃな」
エミリー
千早「…はい」
島原エレナ
P「それじゃ、使いたい写真なんだが、そのエレナとエミリー、あとは琴葉のを少しお借りするよ」
島原エレナ
P「それと千早…遠征費だが、ちゃんと事務所の必要経費でつけておけよ」
島原エレナ
P「そこまで765はケチじゃないぞ。千早なら無駄使いする事は、ないだろうからな」
田中琴葉
千早「それなら、問題ないです。すでにもらってます。」
エミリー
P「そうか、意外とちゃっかりしてるな…。写真ありがたく使わせてもらうな、サンキュー」
エミリー
千早「……。」
エミリー
千早「プロデューサー、報酬なら頂いてますよ」
島原エレナ
千早「これまでも…」
田中琴葉
千早「……。」
田中琴葉
千早「…これからも」
(台詞数: 40)