七尾百合子
朝起きて、学校へ行き、友達と遊んだり、アイドル活動をして、家へと帰って寝る
七尾百合子
ちょっと刺激的だけど平和な日常。そんな日々が続くと思っていた
七尾百合子
でも、変わらないものなんてない。変わらずにはいられない。私も、世界も――
七尾百合子
そして、全ては変容した――
七尾百合子
――――
七尾百合子
なに、これ……どうなってるの?
七尾百合子
いつもと同じ町並み。同じ人たち。でも違う。この世界の前提が既に変わっている
七尾百合子
えっと、夢でも見てる、のかな?
七尾百合子
頬を抓るがもちろん痛い。人が空を飛び、有り得ない速度で地面を駆け抜けていても夢ではないのだ
天海春香
あ、百合子ちゃーん!おはよー
箱崎星梨花
百合子さん、おはようございます!
七尾百合子
春香さん、星梨花ちゃん!あ、あの!空が、人を飛んでって……剣!刺さりそうです!!
天海春香
おっと、ごめんごめん。ついうっかり♪
箱崎星梨花
もー。春香さん気をつけて下さい。ここには風花さんいないんですから
天海春香
はーい。まだあんまりうまく『能力』を扱えないんだよね～
箱崎星梨花
『刃邪剣製』ですよね。いつでも剣を出せるなんてすごいです!
箱崎星梨花
それに比べて私の能力なんて……ごめんなさいごめんなさいごめんなさい
天海春香
わわわっ!?星梨花ちゃん!落ち着いて～!
七尾百合子
二人を横目に見ながら現在の状況を考える、が全く頭がついてこない。人が空を飛ぶ?能力って?
七尾百合子
考えても答えなど出るはずもなく混乱したまま、私は二人に連れられ事務所へと向かうのだった――
(台詞数: 20)