
田中琴葉
近所の子供達に、シアターのことをもっと知ってもらいたい、と言う声が皆からあって。

田中琴葉
今度、小学校へ出向いて演劇をすることになりました。

田中琴葉
子供達に馴染みのある、国語の教科書から作品を選ぶことになったのだけど…。

田中琴葉
選ばれたのが『少年の日の思い出』って、もっといい話があったでしょ!?

所恵美
『今日、劇の通し練習があるんだけどさ、演技指導に来てくれない?』

田中琴葉
なんて頼まれたから来てみたのだけど…。

真壁瑞希
『─────、─────。』

田中琴葉
瑞希ちゃん、役になりきってるわね。

田中琴葉
というか、瑞希ちゃんがぼく役なのね。それじゃあ恵美は…?

真壁瑞希
『ぼくはポケットから手を出し、蝶を机の上に置いた。』

真壁瑞希
『それをよく見ないうちに、ぼくはもうどんな不幸が起こったかと言うことを知った。』

真壁瑞希
『ヤママユガは、二つに増えていたのだ。ポケットを叩くとちょうちょが二羽に。』

田中琴葉
マジック!?不幸どこ行ったのよ!

真壁瑞希
『盗みはいけません。きりっ。』

田中琴葉
確かにそうだけど、そんな話じゃ無かったわよね!?

所恵美
『そうか、そうか、つまりきみはそんなやつなんだな。』

田中琴葉
これただの愉快な人じゃない!!恵美も笑ってるし!!

真壁瑞希
『…メグミール。』

田中琴葉
この配役それが言いたかっただけでしょ!?
(台詞数: 19)