「思い出に影二つ」
BGM
夕風のメロディー
脚本家
ワーロック
投稿日時
2015-06-09 01:34:27

脚本家コメント
アニメみて、Pと自分は違うよなと思い
監督とPで分けてみました。
P「監督、このフィルムはいかがですか?」
『Pとイチャイチャなデートか…手垢と足跡の付き過ぎたお話は、僕の作風ではないのだが……』
P「監督の作品も斬新なことやマニアックなネタで
オーディエンスが置き去りになってるような…f^_^;」
『…やかましい、否定できないだろ』(._.)

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田中琴葉
P「琴葉、お待たせ〜」
田中琴葉
プロデューサー、お疲れ様です。オフの日に付き合わせてくれてありがとうございます。
田中琴葉
P「いや大した事はしていないよ。こうゆう息抜きがないと琴葉は素直に休んでくれないだろ?」
田中琴葉
P「…で、報酬の要求は俺と観光地巡りでいいのかい?」
田中琴葉
はい、しばらくの間ですが私に付きあってくださいね。
田中琴葉
こっちですよ。プロデューサー
田中琴葉
P「あ、琴葉…、引っ張るなって…今日は随分と積極的だな」
田中琴葉
……。
田中琴葉
プロデューサー、はい…あ〜ん♪
田中琴葉
P「待て…流石にそれは誰かに見られたらまずいだろ…」
田中琴葉
私は、気にしたりしません。美味しいですよこれ…はい、あーん♪
田中琴葉
P「…………いただきます。」
田中琴葉
……。
田中琴葉
だ〜れだ?
田中琴葉
P「この場で俺に話掛けられるのは、琴葉しかいないだろ?」
田中琴葉
あ….そうでしたね
田中琴葉
……。
田中琴葉
シャチホコのキーホルダー、私にお土産…ですか?
田中琴葉
P「ああ、記念にな」
田中琴葉
だったら私も、ひとつ買います。プロデューサーとおそろいの思い出にしたいんです。
田中琴葉
ふふ、私達だけの特別な物になりそうですね。プロデューサー
田中琴葉
……。
田中琴葉
『気に入ってくれたみたいで何よりだ。僕の作ったシアターの世界に…』
田中琴葉
監督…。
田中琴葉
『アイドル田中琴葉が男と街中を歩いていたら、悪徳記者のスキャンダルの対象になる』
田中琴葉
『だけど、僕の作った世界なら誰にも邪魔されず、伸び伸びとデートができる訳だ』
田中琴葉
『それもアイドルとしてじゃなく、一人の女の子として許容してくれるおまけ付きでね』
田中琴葉
ばらさないでくださいね。監督
田中琴葉
『そんな無粋なマネをしたりしない。マナー違反だし秘密主義は守るほうだよ。』
田中琴葉
『それに、僕はあのプロデューサーの大切な教え子を悲しませる事はしない、それは保証する』
田中琴葉
そう…でしたね。すみません疑ったりして…
田中琴葉
『まぁ、それよりもなんだ……、本当にただ街中を回るだけの平凡な日常で良かったのかい?』
田中琴葉
『こちらが、その気になれば君をお嬢様でもお姫様だろうが、自由に作れるんだよ』
田中琴葉
『なんだったら、君のファンで武道館を埋め尽くすシナリオも体感してみるかい?」
田中琴葉
遠慮しておきます。そういうものは、本当のライブで体験したいので…
田中琴葉
『本当のライブか…それじゃあ、仕方のない事だな』
田中琴葉
あの監督…良ければ私達の劇場に来ていただけますか?
田中琴葉
『難しいな。僕は基本的にインドアな人間だからね』
田中琴葉
実際の劇場は、楽しい場所ですよ?
田中琴葉
『……気が向いたらでいいかい?』
田中琴葉
本当ですか?約束ですよ!
田中琴葉
……。
田中琴葉
『ふぅ、気が向いたらと言ってるのに、指切りで約束とはな』
田中琴葉
P「監督、お疲れさまでした」
田中琴葉
『これはこれは、プロデューサー殿…アイドルとのデートは満喫できましたか?』
田中琴葉
P「…ははは、あの…ご内密にお願いしますね。」
田中琴葉
『それともう一つ、プロデューサーに聞きたい事があるんだが…』
田中琴葉
(確かめたいモノができた…小指に、こびり付いた熱意の意味)
田中琴葉
『今度の劇場公演・・・.』
田中琴葉
『チケット余ってないか?』

(台詞数: 50)