北上麗花
ではまず幼少期のお話を。あ、私はインタビュアーのカガミイタキレです。
天海春香
凄い名前ね。
如月千早
ペンネームかなんかでしょ
北上麗花
本名ですよ。素晴らしいでしょ?ね?
天海春香
はい。
北上麗花
ではでは、二人の出会いを
天海春香
3歳くらいかしらね。家が隣でよくラジオ体操したわね
如月千早
そうね。春香は身体弱くてね。でも絶対音感あってね。ゆくゆくはピアニストにね
天海春香
千早っ
如月千早
ごめん。
北上麗花
ん?どういうことでしょか?ピアニスト?
天海春香
あー。一応目指してたのよ。結構賞取ったりしてね。普通の音すらドレミで聞こえるし
北上麗花
凄いです。なにがどう転んでアイドルに?
天海春香
とりあえず昔の私はあのクソみたいな田舎が大好きだったのよね
如月千早
夏は暑い、冬は寒い…山と川しかない。
北上麗花
いいじゃないですか。でもアイドルに関係あります?
天海春香
都会とか行ったことなくてテレビで見るアイドルって嫌いでね
如月千早
田舎はゲーセンすら無いからね
天海春香
あんたどこ出身?
北上麗花
TOKYO
天海春香
あんたにわかる?市内に本屋が無くなる辛さ。街の中心の商店街が老人しかいない
北上麗花
巣鴨とか
天海春香
元気ないゾンビみたいな老人がたくさんだよ。昼間は、夜は人いないし
北上麗花
それは…
天海春香
あ、話戻すわね。私はピアニストになると思い込んでてアイドルなんて興味なくて
如月千早
私はまあ歌手になりたくてアイドルには興味なくて、バンド始めたのよね
天海春香
で、私が誘われてバンドにどっぷり。
北上麗花
へぇー。5人くらいでですか?
天海春香
二人。
如月千早
私が稲葉
天海春香
私、松本。
北上麗花
全然アイドル関係ないですよね。
天海春香
文化祭ではもう。
如月千早
二人で漫才してそりゃあ
北上麗花
アイドルは?
天海春香
修学旅行でね。東京に初めて来たの
如月千早
その時にね
天海春香
あ、出前いいっすか?
如月千早
私、牛丼
天海春香
豚丼
北上麗花
なんてフリーダムな人
天海春香
あんたは?
北上麗花
ビーフストロガノフ
(台詞数: 43)