福田のり子
ほらほらプロデューサー、始まっちゃうよ。
福田のり子
………
福田のり子
(主人公は、忘れ物を取りに夜の校舎に入る。)
福田のり子
(教室に入ると、誰かいる。)
田中琴葉
『○○さん、星のお茶会へようこそ。』
福田のり子
(「琴葉」と名乗る、主人公と同じ学校の制服を着た女性がそこにいた。)
田中琴葉
『そう身構えないで。さっ、席に座ってお茶を飲んでください。』
福田のり子
………
福田のり子
(琴葉って、やっぱり綺麗だよね。)
福田のり子
(月明かりの演出もあるんだろうけど、この綺麗さは女であるアタシも惹かれちゃうよ…。)
福田のり子
(男の人って、髪の長い女性が好きって意見が多いけど、実際どうなんだろう?)
田中琴葉
[お茶を淹れたティーカップを主人公に渡そうとすると、手と手が触れ合う。]
田中琴葉
『あっ……。』
田中琴葉
『○○さんの手って、結構柔らかいんですね。少し、触っていいですか?』
田中琴葉
『……いいの?やった♪それでは……。』(ぷにぷに♪)
福田のり子
(アタシも、髪伸ばしたらみんなの見る目も変わるかな……?)
田中琴葉
(ぷにぷに♪)『○○さん、私の手も触ってもいいですよ?』
田中琴葉
(ぷにぷに♪)『ふふっ、お互いに触れ合うっていいですよね?』
福田のり子
(う~ん。いきなり変えちゃうと、かえってビックリさせちゃうからセミロングで妥協する?)
福田のり子
(いやいや!そんな中途半端な事しちゃいけないよね……。)
福田のり子
(それにしても……。)
田中琴葉
(ぷにぷに♪ぷにぷに♪)
福田のり子
(いつまで手を握り触り合ってるの!?かれこれ5分は見つめ合ってるよ!)
福田のり子
(見てるこっちが恥ずかしくなってくる!)
福田のり子
(お、落ち着け~、アタシ。ここは深呼吸して、)
福田のり子
(売店で買ったポップコーンを食べよう!)
福田のり子
[同じタイミングで、ポップコーンを食べようとしたPの手と触れ合う]
福田のり子
うっひゃぁ!?
福田のり子
ご…ゴメン!ビックリして変な声出しちゃった…。(小声)
福田のり子
(ポップコーンも落としちゃうし、もうメチャクチャだよぉ。)
田中琴葉
『こうしてますけど、結構恥ずかしいんですよ?』(ぷにぷに♪ぷにぷに♪)
福田のり子
(こっちの方が恥ずかしくて、穴があったら入りたいよ!)
田中琴葉
【上映終了】
福田のり子
はぁ…はぁ……。お、終わった?
福田のり子
えっ、ラストの琴葉の演技が凄くて感動した?そ、そうだね……。
福田のり子
(自分の事でいっぱいいっぱいで、内容ほとんど覚えてないよ……。)
福田のり子
と、とりあえず次は公園とか静かな場所に移動しない?
福田のり子
『まだまだ続きます』
(台詞数: 38)