田中琴葉
あ、プロデューサー。おはようございます
田中琴葉
……ああ、そのままでは喋れませんでしたね。失礼しました
田中琴葉
んしょ、と。はい、外しましたよ
田中琴葉
ここがどこか、ですか?別にどこでも良いじゃないですか。
田中琴葉
ここには私とプロデューサーしか居ませんから、安心してください
田中琴葉
……雪歩ちゃんのライブ?そんなものより自分の心配をしたらどうですか
田中琴葉
プロデューサー、雪歩ちゃんのことが気になるんですね。昨晩も遅くまで電話で……
田中琴葉
何故それをって。決まってるじゃないですか。私はプロデューサーの事はなんでも知ってるんです
田中琴葉
それに、昨晩電話してた相手……
田中琴葉
それに、昨晩電話してた相手……本当に
田中琴葉
それに、昨晩電話してた相手……本当に雪歩ちゃん
田中琴葉
それに、昨晩電話してた相手……本当に雪歩ちゃんでしたか?
田中琴葉
ふふ、そんなに怖い顔をしないでください。彼女は無事ですよ
田中琴葉
ところでプロデューサーは、目が良いんですね。
田中琴葉
実は私、目が悪くて。普段はコンタクトなんですけど
田中琴葉
だから今の私はプロデューサーしか見えないんです。
田中琴葉
でもプロデューサーは沢山の女の子が見えちゃう。目が良いからです
田中琴葉
ねえ、その目……私と同じ、悪い目にしたら他の子は見えなくなるでしょうか
田中琴葉
……冗談ですよ。失敗したら、こんなに近くにいる私も見えなくなっちゃいますから。
田中琴葉
悪いのは、プロデューサーの目に映る世界の方なんです。
田中琴葉
他の子が居なくなれば、私の事を見てくれますよね?
田中琴葉
だって私がこんなにプロデューサーの事を好きなんですもの。
田中琴葉
私とプロデューサー、違うところは目の良さだけ。それ以外は同じ、ですよね?
田中琴葉
ねえプロデューサー、ここで私と暮らしませんか?
田中琴葉
身の回りのことは全て私がやりますから。プロデューサーはただ微笑んでくれればいいんです
田中琴葉
もう他の子のために、営業先に頭下げて回らなくていいんですよ。
田中琴葉
ふふ、素敵でしょう?素敵ですよね? ずっと、ずっと一緒ですからね……
(台詞数: 27)