島原エレナ
ある時、きたかみと太陽は力比べをしようとしました。
北上麗花
「あそこにいる旅人の上着を脱がすことができた人の勝ちね。」
島原エレナ
そういうときたかみは思いっきり息を吹きかけました。
北上麗花
「ふわっふわっふー」
島原エレナ
するとどうでしょう。旅人の上着が飛んでいったではありませんか。
北上麗花
「この勝負、私の勝ちだね。」
島原エレナ
たしかに勝負はきたかみの勝ち。だけど、太陽は言いました。
島原エレナ
「このままだったら風邪を引いてしまうヨー。」
島原エレナ
そう思った太陽はいいことを思いつきました。
島原エレナ
「そうだ!みんなでサンバを踊ればいいんだヨ。そうすれば心も体もポッカポカだね。」
島原エレナ
太陽はノリノリでサンバを踊りました。
島原エレナ
するとどうでしょう。一人、また一人と増えていき、いつの間にかみんなサンバを踊り出しました。
島原エレナ
その様子を見ていたきたかみは…
北上麗花
「私も一緒にサンバを踊るー」
島原エレナ
「あはは、いいヨ。きたかみも一緒に踊ろうヨ!」
島原エレナ
サンバには人を引き付ける魅力がある。太陽はそれをみんなに教えてあげたのです。
島原エレナ
そうして、サンバを踊り終えた人たち、そして…きたかみは太陽にこう言いました。
北上麗花
「ありがとう、エレナちゃん。そして、お誕生日おめでとう!」
島原エレナ
なんと!太陽の正体はエレナだったのです!
島原エレナ
そう、10月26日はエレナの誕生日!
島原エレナ
良い思い出が出来たね、エレナちゃん♪
(台詞数: 21)