中谷育
ー梅田地下街ー
佐竹美奈子
ごめんごめん。駅から、地下に入ったあと相当迷っちゃって...。
島原エレナ
全然いいヨー。この地下街、迷路みたいだよネ~。ワタシもどうやってきたか覚えてないヨー!
中谷育
えっ!?育たちもう外に出られないかも?大丈夫なんですか?
島原エレナ
ダイジョーブ!まだまだ時間あるし、地下街を探検シヨー!
佐竹美奈子
明るくてショッピングモールの中みたいな地下街だし、いろいろ見ながら、だね!
佐竹美奈子
~~~
島原エレナ
ココ前にも来たことあるカモ...?
中谷育
完全に...迷っちゃいましたね。
佐竹美奈子
ビルの地下にも直接通じてるみたいだし、ビルから地上に上がろうか。
佐竹美奈子
ppppppppppppppppppppppppppppppp
中谷育
!?どうしたんですか、美奈子さん?メールにしては音が大きすぎですよ?
島原エレナ
とんでもない音だネー。鬼が気づかないといいケド...。
島原エレナ
??「なんやこんな響く場所でデカイ音...あかんで、気ぃつけなさい!」
佐竹美奈子
本当にすみません!...アレ、この女性どこかで見たことあるような...。
島原エレナ
もしかして...ペンギン親分さんデスカ?
島原エレナ
ペンギン親分「ウチのことか?せやで。あ、美奈子に育にエレナか。何してんの?」
中谷育
ペンギン親分さん!実は育たち道に迷ってて...(状況説明中)
中谷育
~~~
中谷育
ペンギン親分(以下P)「それはえらいこっちゃな~。しゃーない。暇やし、一緒に行こか。」
佐竹美奈子
本当ですか!頼りになります!
佐竹美奈子
ー美奈子のセンサーに反応した、鬼が近づくー
佐竹美奈子
P「アイルー、見回り頼んだで...って、地下なんやから網が落ちとるわけないやん。」
佐竹美奈子
アイルー「残念ですニャ...親分、茜ちゃんが走ってやってくるニャ。本物?」
佐竹美奈子
P「絶対ちゃうわ。みんな、逃げるで!急ぎ!アイルー、鬼は引き止めときや!時間稼ぎや。」
中谷育
...あっ!!アイルーの壁が鬼に負けちゃいました!みんな、走って!!
中谷育
P「なんちゅー力や!みんな、鬼をまくで。入り組んだ道やから、はぐれたらあかんで!」
島原エレナ
ハイ!よろしくお願いします!
島原エレナ
~~~
中谷育
ー阪神梅田駅コンコースー
中谷育
P「ハァハァ...なんとかまけたようやな。アイルーがおらんかったら助からへんかったわ。」
佐竹美奈子
走ったら...のど渇いてきちゃいました。自販機は...っと。
佐竹美奈子
P「ちょい待ち。せっかく阪神まできたんやから、ミックスジュース飲んでいかへん?」
島原エレナ
ミックスジュース?ワオ!ワタシもさっきからジューススタンド、気になってたんだよネ!
島原エレナ
P「ここのミックスジュースはそこいらのジューススタンドとはちゃうで。びっくりするで!」
島原エレナ
P「アイルー達が帰ってきた。お疲れ。ジュース飲んでていいから、3人を見守ってて?」
島原エレナ
アイルー「了解しましたニャ。今度こそはお守りいたすニャ。」
島原エレナ
~~~
佐竹美奈子
ミックスジュース、めちゃうまだったね!けど、ペンギン親分さん、遅いな~。何してるのかな?
佐竹美奈子
P「3人とも、アイルーもお待たせ。イカ焼き、買ってきたで!みんなで食べよ。」
佐竹美奈子
P「その後は、かっぱ横丁行ってラーメンごちそうしたるからな。楽しみにしときや!」
佐竹美奈子
ラーメン!?わっほい!やっぱり大阪、さすが天下の台所だね!
(台詞数: 42)