徳川まつり
「お守りの次はお掃除ですか、やれやれなのです」
徳川まつり
「まぁ、この後はお楽しみが待ってるのでパパッと終わらせるのです」
島原エレナ
(アレは………サミットに来てたヤツだネ)
島原エレナ
(もしかして、“対処する”って力ずくで…?)
徳川まつり
魔物化した動植物達「グォォォン」「シャァァァ」「シュルシュルシュル…」
徳川まつり
「ふむ…」部下A「あ、あの……将軍…?」
徳川まつり
「ちょっと、その斧を借りるのです」部下A「え?あ、はい…」
徳川まつり
(グググ…)「全員伏せるのです」部下A(ゾクッ)「ぜ、全員伏せろーッ!!」
島原エレナ
「魔物達ミンナ伏せて、いったい何を………」
島原エレナ
「魔物達ミンナ伏せて、いったい何を………はっ!?」(ゾワッ)
徳川まつり
「裏・次元断!!」(ズパァァァァァァァン)
徳川まつり
魔物化した動植物達「ギャァァァ」「オォォォ…」「シュゥゥゥ…」
徳川まつり
「こんなものですかね………おや?」(ボロッ)
徳川まつり
「斧が技の威力に耐え切れませんでしたか…」部下A「お、オレの斧が…」
徳川まつり
「悪かったのです。後で新しいのをあげるので、我慢してください」
島原エレナ
(タタタ…)「ちょ、ちょっと!あんな大技使って、どういうつもりなノ!?」
徳川まつり
「どういうつもり……とは?」
島原エレナ
「だって、あんな広範囲の技で薙ぎ倒しちゃったら、森そのものが無くなっちゃうヨ!」
徳川まつり
「良く見るのです」
島原エレナ
「え…?」(クルッ)
島原エレナ
「………何も……倒れてない…?」
徳川まつり
「今のは気を断ち切るための技なのです。実体には何も影響しませんよ」
島原エレナ
「ホントだ……邪気だけが切り離されてるネ」
徳川まつり
「何をボサッとしてるのです。早く切り離した邪気を回収するのです」部下A「あ、は、はい!」
島原エレナ
「回収…?邪気なんか集めてどうするノ?」
徳川まつり
「どうって……もちろん、魔界に持ち帰ってエネルギー資源として使うのです」
島原エレナ
「エネルギー資源?邪気が…?」
徳川まつり
「まぁ、“太陽の恵みを無条件に享受できる地上の人間”にはピンと来ない話かもしれませんね」
島原エレナ
「………なんだか、含みのある言い方だネ」
徳川まつり
「ただの事実なのです。遥か昔に日の光の届かない魔界に追いやられた魔物や魔族にとって…」
徳川まつり
「資源不足は常に身近にある問題なのですよ」
島原エレナ
「資源不足………じゃあ、もしかして地上に出てきたのっテ…」
徳川まつり
「それも“目的の一つ”であることは否定しません。ただ、切っ掛けはもう少し複雑なのです」
島原エレナ
「そっか……魔界もいろいろとタイヘンなんだネ…」
徳川まつり
「同情は要らないのですよ。私達にとっては昔から続く“日常”ですから」
島原エレナ
「そういうわけじゃないヨ。ただ、今まで魔王軍の事情なんて聞いた事なかったカラ…」
島原エレナ
「それに、どんな理由があっても他人のモノを奪うのは良くないことだからネ」
徳川まつり
「おや……では、お互いに相容れることは無さそうですね」(ピリッ)
島原エレナ
「なら、どうするノ?ワタシ達からも奪う?」(ピリッ)
徳川まつり
「………」
島原エレナ
「………」
徳川まつり
「………やめておきましょう、“魔王様”からも今は争わないように言われてますから」
島原エレナ
「へぇ、意外と慎重なんだネ。もっと喧嘩っ早いタイプだと思ってたヨ」
徳川まつり
「フフフ、より大きな楽しみの前では多少の我慢くらいできるのです」
島原エレナ
「より大きな楽しみ…?」
徳川まつり
「コッチの話なのです。とにかく、姫の気が変わらない内にとっとと離れると良いのですよ」
島原エレナ
「そうだネ。ワタシも今は見張りで来てるだけだから、そっちにその気が無いなら退くヨ」(スゥ)
徳川まつり
「っ…!」(音も無く……なるほど、ココは彼女のホームグラウンド…)
徳川まつり
(普通に戦えば負ける気はしませんが、地の利を活かされたら危なかったかもしれませんね)
(台詞数: 49)