永吉昴
エレナ!もう無理だ!
島原エレナ
スバル!諦めちゃダメだヨ!
永吉昴
勝てるわけがない・・・。見てみろよ・・・、あのエミリーの姿・・・
エミリー
ああ、ああ!もっと・・・、もっとくだしゃい・・・
島原エレナ
弱気にならないデ!こっちも準備を進めてる!あと少しの辛抱だヨ!
永吉昴
どうして・・・、どうして・・・
永吉昴
ああ!あいつら!
島原エレナ
スバル!見ちゃダメ!
永吉昴
あれは、肉厚の豚肉・・・。しかもただの豚じゃない・・・
永吉昴
前日から昆布締めにして、すでに旨味をしみこませてやがる・・・
エミリー
ジュワー
永吉昴
この音・・・、脂が溶け出して、すげぇ・・・、うまそう・・・、匂いも、たまらねぇ・・・
島原エレナ
ク!侵略軍のやつらメ!
永吉昴
あ、あ、ああ・・・
永吉昴
な、なんだあれは!た、卵?!
島原エレナ
あいつらまさか・・・
永吉昴
や、やりやがった・・・。焼いた豚の脂で、そのまま目玉焼きを・・・
島原エレナ
は、半熟ダネ・・・
永吉昴
ぐ、ぐあああ・・・
島原エレナ
こ、この香り・・・。生姜?!
永吉昴
あ、悪魔だ・・・、豚肉の生姜焼きに・・・、半熟の目玉焼きだと・・・
永吉昴
焦げる醤油と、生姜のさわやかでスパイシーな香り・・・、うう、もう限界だ・・・
島原エレナ
ダメ!スバル!気をしっかり持っテ!
永吉昴
ああ!黄身が!半熟の黄身が破られてトロットロに生姜焼きへ流れてく!!
永吉昴
米だ!米をくれええええええ!なんでもする!奴隷にもなるからあああああ!!
島原エレナ
スバルウウウウウウウウウウウウ!!!!!!!
永吉昴
『こうして、一つの国が滅ぼされた』
エミリー
梅干しと白いご飯、おいしいれしゅ～
島原エレナ
～おしまい!～
(台詞数: 29)