天海春香
あ、バレてた?
野々原茜
まぁね。しかもご丁寧に毒まで塗って。
野々原茜
もし茜ちゃんが少しでも不審な行動をしたらそれでブスリと殺るつもりだったのかな?
天海春香
どうかしらね〜。ま、バレてるなら意味ないわよね。(ポイッ)
天海春香
で、話してくれるんだよね?
野々原茜
えーとね、まず天使朋花ちゃんと悪魔真くんとは昔からの顔見知りなんだよ。
野々原茜
まぁ、友達って呼べるほどの関係じゃないけど…それなりにはね。
天海春香
ほほぅ、やっぱりそうだったのか。
野々原茜
それと茜ちゃんが物知りなのはいろいろな世界を旅して来たからだよ。
野々原茜
茜ちゃん、こう見えて結構年上なんだよ。年齢は非公表だけど。
野々原茜
それで若い頃からいろんな世界を回って見聞を広めたんだ。もちろん今でも若いけどね。
天海春香
ふーん…茜ちゃんが若いってのはよく分からんけど。
野々原茜
そして春香さんの言う通り、茜ちゃんは天界出身じゃないよ。
野々原茜
茜ちゃんが生まれたのは今はもう滅んだ世界なんだよ。
天海春香
滅んだ?
野々原茜
ま、滅んだと言ってもその世界そのものが消滅した訳じゃないから行こうと思えば行けるんだけど…
野々原茜
行っても廃墟ばかりで誰も住んでいないから…滅んだって表現が正しいよね。
野々原茜
まぁ、そんな事があったから茜ちゃんはいろんな世界を旅する事になったりしたんだけどね。
天海春香
茜ちゃん…苦労したんだね。
野々原茜
茜ちゃんは別に苦労したとは思ってないけどね。旅するの好きだし。
野々原茜
で、流れ流れて天界に来て春香さんと運命の出会いをしたと。
天海春香
私にとっては不運かな?
野々原茜
ひどい!
天海春香
それでサイバイマンは?
野々原茜
ああ、あれは茜ちゃんだよ。身重のチュン子ちゃんを狙って来たからね。
野々原茜
でもどうやったかは乙女のヒミツってことで。
天海春香
(確か身体をねじ切られてたはず。どうやって…)
野々原茜
それと覇王色の覇気も茜ちゃんだよ。
野々原茜
なんか知らないけど生まれつき使えるんだよね〜。
野々原茜
ま、疲れるから滅多に使わないけどね。
天海春香
やっぱり茜ちゃんはただものではないね。
野々原茜
所さんの?
天海春香
そのネタ分かる人どれだけいるかな?
野々原茜
多分いないんじゃない?で、こんなもんでいいかな?
天海春香
まぁ、疑問には答えて貰ったけど…
野々原茜
あれ、まだ茜ちゃんのこと疑ってる?
野々原茜
大丈夫だよ。茜ちゃん、春香さん…引いては天界支部の敵じゃないからさ。
天海春香
本当に?
野々原茜
ホント、ホント。ワタシ、アカネチャン。ウソツカナイ。
天海春香
…嘘っぽいなぁ。
野々原茜
嘘なんて付いてないって。ほら、この曇りのない眼を良く見てよ。
天海春香
ていっ!(目潰し)
野々原茜
バルス⁉︎目が〜!目が〜〜‼︎(ゴロゴロ)
天海春香
まぁいいわ。私達の敵じゃないのなら。
天海春香
それじゃあ、これからも変わらずよろしくね。
天海春香
さて、私はもう行かないと。バーイ。
野々原茜
うぅ、ひどい目にあったよ。
野々原茜
でもこれで多少は疑いが晴れたのかな?
野々原茜
ま、嘘は付いてないからいいよね?
野々原茜
嘘はね。
(台詞数: 50)