佐竹美奈子
{桃子ちゃん達とのバトルから数日が経ち…}
佐竹美奈子
{私は、何だか頭がモヤっとしていました。}
佐竹美奈子
{アリエスとの記憶を思い出したことで、二年前の世界大会…}
佐竹美奈子
{つまり結晶体の事件や、アニマに関連する…フュー…リー…だったかなぁ?}
佐竹美奈子
{他にも思い出せない記憶や、歩ちゃんや修Pさん達との記憶のズレ…。}
佐竹美奈子
{そういった妙な違和感に、私の頭から肉まんの湯気が出ているようでした。}
佐竹美奈子
[]
佐竹美奈子
すみません、きな子さん。わざわざ、ここまで出向いてもらって。
百瀬莉緒
きな子「いいのよ?私も久々にラボから下山して、いい気分転換になったし。」
百瀬莉緒
きな子「ついでに里帰りもできたしね。…はいこれ。お土産の吉備団子♪」
佐竹美奈子
※{……莉緒さんにソックリなこの人は、修Pさんの妹さんである[きな子]さん。}
佐竹美奈子
{765研究部門,第72研究所。通称、絶壁ラボの研究主任の肩書を持ち…}
佐竹美奈子
{ナツ君とトキ君。既に二人の息子さんがいます。}
百瀬莉緒
きな子「お腹に三人目がデキたのよ。今、三ヶ月ってところ。」
佐竹美奈子
ッル・ル・ル☆妊娠~し~ちゃえっ!何~度~目~だ~ったっけ~?♪
百瀬莉緒
きな子「マジで怒られるからやめてぇー!!?(´Д`;)」
佐竹美奈子
な、なんかごめんなさい。余りにも唐突すぎたんで、つい…。
佐竹美奈子
[]
佐竹美奈子
{そんな近況トークがはずみ…そろそろ私は、自分の記憶の違和感を相談しました。}
佐竹美奈子
{絶壁ラボは、周辺で採掘される次元結晶や時空振動の研究も行っているそうで…}
佐竹美奈子
{その関連がアニマの記憶に結び付けばと思って、結晶体事件の事を聞いてみました。}
百瀬莉緒
きな子「…ごめんなさい。覚えがないわね。…二年前にそんな事件あったかしら?」
百瀬莉緒
きな子「世界大会の時に起こった大事件なら、何らかの記事や記録に残るハズよ?」
百瀬莉緒
きな子「確かに、あの時の合宿で起こりかけた時空振動や次元結晶…」
百瀬莉緒
きな子「そんないわくつきに携わってはいるけど。アニマとかいう力は聞いたことないわ?」
佐竹美奈子
{やっぱり…あの時の時空振動の類は、アニマとは関係ないのかぁ?}
佐竹美奈子
{そんな風に思った私に、きな子さんは…}
佐竹美奈子
{私が今まで戦ってきた、ガンプラバトルの思い出ついて聴いてきました。}
百瀬莉緒
きな子「えっと確か…あの田中琴葉と初バトルして。ウチで合宿して…」
百瀬莉緒
きな子「その後…AS組とのバトルをしたんじゃなかったっけ?」
百瀬莉緒
きな子「鮮明に覚えてるバトルを振り返ってみたら、何か思い出せたりしないかしら?」
佐竹美奈子
う~ん……。
佐竹美奈子
{あの時の合宿で、アリエスを強く認識し、イメージによる力を意識し始めたあの後、}
佐竹美奈子
{AS組とのバトル…あの人に、己の覚悟を問われた戦い。}
佐竹美奈子
{その時のことを、ちょっと振り返ってみようと思います。}
(台詞数: 35)