佐竹美奈子
私たち765プロのアイドルが勢揃い!七夕スペシャルライブが7月7日に行われます。
高山紗代子
素敵なステージになりますよ。皆さん、是非お越しくださいね。
佐竹美奈子
…お疲れ様でした。この後ですか?はい、こっちに一泊して帰る予定です。
高山紗代子
美奈子さん、お疲れ様でした。タクシー呼んでおきましたよ。
佐竹美奈子
ありがと。じゃあ行こっか。
高山紗代子
けど私たちだけで地方ロケってちょっと新鮮でいいですね、なんだか旅行みたい。
佐竹美奈子
あはは、そうかも。ね、折角だしちょっと観光でもしていく?
高山紗代子
それはさすがにちょっと。何かあったら大変ですし。
佐竹美奈子
それもそうだね、じゃあまっすぐホテルに…
高山紗代子
駄目ですよ美奈子さん、アイドルは規則正しくしないと。
佐竹美奈子
え?う、うん。分かった、気を付けるよ。
高山紗代子
気を付けて下さい?誰がどこで目を光らせているか分からないんですからね。
佐竹美奈子
分かったってば。さっきそう言ったじゃない。
高山紗代子
特に今はプロデューサーがいないんですからね、残った私達がしっかりしないと…ん?
佐竹美奈子
どうかした?
高山紗代子
…聞こえる。
佐竹美奈子
え?
高山紗代子
事務所に置いてあった私の鯛焼き。誰かが食べてる。聞こえるわ、間違いない。
佐竹美奈子
紗代子?どうしたのよ、何ブツブツ言ってるの。
高山紗代子
戻らなきゃ。規律を乱すような行動は止めないと。美奈子さん、急ぎますよ?
佐竹美奈子
紗代子?何言い出すのよ、明日の朝の新幹線で帰る予定になってるでしょ。
高山紗代子
駄目です。大急ぎで戻る必要があります、今から帰りますよ。
佐竹美奈子
ええっ!?そんな、もうホテルの予約も明日の新幹線のチケット取ってるのに。
高山紗代子
やむを得ません。駅に金券ショップがありましたよね、あそこなら少し安いはずです。
佐竹美奈子
ちょっと落ち着いてってば。何言い出すのよ、いきなりそんなめちゃくちゃな事…
高山紗代子
事務所の為です。何より優先されるべきは規則でしょう?さ、行きますよ。
佐竹美奈子
いや、それは何か違う…あっ、待って!
高山紗代子
押し問答してる時間はありません、急ぎますよ!
佐竹美奈子
紗代子!?な、何なんだろう、いきなり急に…
高山紗代子
(続く!)
(台詞数: 30)