北沢志保
あの…美奈子さんと紗代子さんにご相談したい事があるのですが…
佐竹美奈子
どうしたの?何か悩み事でもあるの?
高山紗代子
私達でよければ何でも聞いてね。
北沢志保
実は…最近弟が一緒にお風呂に入ってくれないんです。
佐竹美奈子
あぁ、志保ちゃんの所もとうとうか…
高山紗代子
いつかその時が来るとは思っていたけどね…
北沢志保
少し前までは普通に一緒に入っていたのに…今ではすごく嫌がるんです。
北沢志保
私…弟に嫌われたんでしょうか?
佐竹美奈子
違うよ、志保ちゃん。それは弟くんが一つ大人になった証だよ。
北沢志保
弟が大人になった、ですか?
高山紗代子
志保ちゃんだってお母さんと一緒にお風呂に入ってたのが急に恥ずかしくなった事あるでしょ?
北沢志保
…はい。何故か分かりませんがある頃から恥ずかしくなってそれからは1人で入る様になりました。
佐竹美奈子
弟くんもそれと同じだよ。ましてや男の子だからね。綺麗なお姉さんと入るのが恥ずかしいんだよ。
北沢志保
き、綺麗だなんて…///
高山紗代子
弟くんもそういうのを気にする年頃になったんだよ。お姉ちゃんとしては寂しいだろうけど…
北沢志保
…そうですね。寂しいですけど弟が成長したって事なんですね。
佐竹美奈子
志保ちゃん…元気だして。
高山紗代子
私も美奈子さんもその寂しさを乗り越えられたんだから志保ちゃんもきっと大丈夫だよ。
北沢志保
ありがとうございます…でもやっぱり少し寂しいです…
佐竹美奈子
…これはまだ弟離れは難しいかな?
高山紗代子
じゃあ…アレを教える?
北沢志保
アレって何ですか?
佐竹美奈子
志保ちゃんはまだ弟くんと一緒にお風呂に入りたいんだよね?
北沢志保
はい。でも弟は嫌がって一緒には…
高山紗代子
だったら弟くんがお風呂に入ってる時に乱入しちゃえばいいんだよ。
北沢志保
え⁉︎
佐竹美奈子
それなら弟くんは逃げられないからね。後は思う存分堪能すればいいんだよ。
北沢志保
た、確かに…しかしその発想は無かったです。
北沢志保
早速実行します!それではこれで‼︎(バタンッ!)
佐竹美奈子
あ、行っちゃった…せっかちだなぁ。
高山紗代子
それだけ弟くん成分が不足してたんだね。気持ちは分かるけど。
佐竹美奈子
でもあの方法、後で両親から怒られたり弟から軽蔑な目で見られたりするんだけどね。
高山紗代子
私も美奈子さんも実行して経験済みですからね。
佐竹美奈子
でもあの弟の軽蔑の視線がまたゾクゾクするんだよね〜。
高山紗代子
そうそう。だからチャンスがあれば弟の入浴中に乱入したいけど…ガードが固いんだよね。
佐竹美奈子
私も。はぁ、それもこれも弟が可愛すぎるのがいけないんだよね…
北沢志保
\ン?ワタシは今でも弟と一緒にお風呂入っているヨ〜/
高山紗代子
な…
佐竹美奈子
う、羨ましい…
(台詞数: 39)