横山奈緒
朝目が覚めると、体ごとクッションがフワフワと浮いておりました。
横山奈緒
慌てて降りようとしたものの、クッションは私を離してくれません。
横山奈緒
これには流石の私も「随分懐かれたものだな」とため息。
横山奈緒
そうしていると、家に遊びに来た友人たちが私を発見。
横山奈緒
友人の1人は私を見て
佐竹美奈子
沢山食べれば重くなって降りられるよ!
横山奈緒
と言い、ここぞとばかりに料理を振る舞います。
横山奈緒
もう1人の友人は
高山紗代子
思いっきり力をかければ降りてこれるよ!根性根性!
横山奈緒
と言い、力任せにクッションを引っ張ります。
横山奈緒
こんな状況でもいつも通りな2人を見て、私も気が抜けてしまいまして。
横山奈緒
あとは友人になされるがまま、食べては寝そべり、食べては寝そべりの繰り返し。
横山奈緒
そのままフワフワとした1日を過ごすことにしました。
横山奈緒
次の日。目が覚めるとクッションがフワリとも動かなくなっておりました。
横山奈緒
せっかく慣れて来たのにな…と、少し寂しく思いました。
横山奈緒
しかしそれも束の間。今度はせり出す腹と、ベルトの穴の数にびっくり仰天。
横山奈緒
人間、地に足のついた生活が一番ということですね。
(台詞数: 17)