佐竹美奈子
獅子P「おはようございます」
二階堂千鶴
獅子ノ革さんおはようございます。先日いただいたお仕事の件でお話が
佐竹美奈子
獅子P「はい。ショッピングモールのCMの件ですね」
二階堂千鶴
申し訳ございません。その仕事、お断りしようと思います・・・
佐竹美奈子
獅子P「・・・分かりました。先方へはその様にお伝えします」
二階堂千鶴
ごめんなさい、せっかく取ってきてくださったのに。いい仕事であるとは、分かっているのですが
佐竹美奈子
獅子P「お気になさらずに」
佐竹美奈子
獅子P「立場上、仕事の内容を強制することもありますが」
佐竹美奈子
獅子P「私はやはり、皆さんのやりたい仕事をやっていただくのが第一だと」
佐竹美奈子
獅子P「そう考えてプロデュースしていますので」
二階堂千鶴
獅子ノ革さん・・・
佐竹美奈子
獅子P「切り替えて行きましょう。舞台のオーディションの話がありまして、資料がこちらに」
二階堂千鶴
申し訳ございません
佐竹美奈子
獅子P「え?」
二階堂千鶴
しばらく、新しい仕事は控させていただきたいのです
佐竹美奈子
獅子P「な!いきなりどうしたんです?!」
二階堂千鶴
ワガママなのは分かっています。ですがどうか。今あるレギュラーのお仕事はキチンと臨みますから
佐竹美奈子
獅子P「事情を話してください。力になれるようなら私も手を貸します」
二階堂千鶴
・・・やると決めた事があります
二階堂千鶴
虫のいい話ですが、そのために獅子ノ革さんにもご助力いただきたいのです
佐竹美奈子
獅子P「・・・・・・」
二階堂千鶴
獅子ノ革さん
二階堂千鶴
わたくしに、プロデュースを教えてください
佐竹美奈子
獅子P「・・・・・・」
佐竹美奈子
獅子P「・・・・・え?」
二階堂千鶴
~つづく~
(台詞数: 26)