横山奈緒
瑞希タイプは手品の機能が凄かったな。まさに人間業じゃなかったもんな。
佐竹美奈子
奈緒『で、次は美奈子タイプか。ほんま良い体つきしてるで』
横山奈緒
よろしくなロボ美奈子!
佐竹美奈子
『よろしくね』
横山奈緒
おお～瑞希の時より滑らかな喋りやな。これは期待出来るで
佐竹美奈子
『さっそくだけど、何か作るね』
横山奈緒
は!?いやいや…まずはお前の名前を決めんと…
佐竹美奈子
『アオノリ、カツオブシと来たらマヨネーズとかでしょ?いやよ』
横山奈緒
なんやこいつ…えらい人間臭いな。じゃあどんな名前がいいねん?
佐竹美奈子
『横山美奈子』
横山奈緒
な、何言うてんねん!?
佐竹美奈子
『だって奈緒ちゃんのことが好きなんだもん…』
佐竹美奈子
『…ダメ?』
横山奈緒
はうっ…!なんやこれ…美奈子そっくりのロボが私の事好きって…
横山奈緒
そうや…確か開発のスタッフのおっさんらが言うてたな。AIの行動パターンを作るときに…
横山奈緒
参考にしたやつがいるって…
佐竹美奈子
『…ダメなら、いいんだけど…私、2号さんでも良いの…』
横山奈緒
なんか変なこと言うとるけど…おっさんらの趣味か?
横山奈緒
まあええわ。じゃあ…美奈子にそっくりやし美奈子で行こか
佐竹美奈子
『わっほ～い!ありがとう奈緒ちゃん!大好きだよ♪』
横山奈緒
あはは…なんか本物の美奈子に言われてるみたいでドキドキするな～
佐竹美奈子
『うん!いずれは取って代わるつもりだよ♪』
横山奈緒
そうかそうか♪夢は大きく持たんとな♪…って、ん?
佐竹美奈子
『じゃあさっそくお台所借りるね』
横山奈緒
まてまて!?その様子やと、本物の美奈子と同じで爆盛り料理作ってくるんやろ!?
佐竹美奈子
『そ、そんなことしないよ?レシピ通りの分量しか作らないし…』
横山奈緒
そのレシピ…四人前やないか!?…
横山奈緒
本物よりは良心的か…
佐竹美奈子
『うそ、私のオリジナルはもっと凄いの…?』
横山奈緒
そうやで、美奈子の作る量は普通に10人分位…
横山奈緒
そこは真似せんで良いんと違いますか?
佐竹美奈子
『よっし!燃えてきた!少し待っててね奈緒ちゃん!』
横山奈緒
だからあかんて!?誰も食べられへんから!
佐竹美奈子
『あ、残しそうならロボ奈緒ちゃんにお手伝い頼んだらどうかな?』
横山奈緒
ロボ奈緒…?へっ!?私のロボも作っとるんかあのおっさんら!?
佐竹美奈子
『うん、確か今はAI学習の途中だったと思うよ?』
横山奈緒
…もしかしてそれも私が教育するんか?
佐竹美奈子
『まさか。だってドラマシアターだと一人二役は無理あるでしょ?』
横山奈緒
そこはやり方次第でなんとか…ってメタ発言やめい!
佐竹美奈子
『ロボ奈緒ちゃんは私のオリジナルの所に行ってるはずだけど…』
横山奈緒
あかん…危ないぞ
佐竹美奈子
『何が?』
横山奈緒
ロボの胃袋が
(台詞数: 43)