高木社長
プロデューサーなんて大嫌いだ!!
横山奈緒
社長がその台詞を言うんですか!?
横山奈緒
えーっと、急にどないしたんです?
高木社長
ドラマシアターを知っているかね?
高木社長
そこではドラマシアターPによって、日々名作ドラマが生み出されている
高木社長
ドラマにはアイドル諸君だけでなく、私や音無君なども登場可能だ
横山奈緒
もちろん知ってますよ!社長も大活躍ですやん!
高木社長
だが、ポーズのないプロデューサーの代役を務めているのは、いつも黒井!奴ばかりなのだ!
高木社長
黒井!黒井!黒井!どいつもこいつも黒井!何故だ!何故奴を認めてこの私を認めないのだ!
横山奈緒
あー…まぁ社長は黒井社長に比べて大人の魅力溢れるナイスミドルですし?
横山奈緒
若々しいプロデューサーさんの代役は合わないんやないですかね?知りませんけど
高木社長
奴と私は昔馴染みの同年代だ!
高木社長
奴はアイドル諸君に慕われるプロデューサー!
高木社長
対して私は奇怪な八百屋の店主みたいなその辺のおっさん役!
高木社長
私だってプロデューサーをやってみたいのに……ドラマシアターPなんて大嫌いだ!!
横山奈緒
そんなん言われましても…
高木社長
というわけで、ここからは私がプロデューサーだ
横山奈緒
えっ、社長?何ゆーてんですか?
高木社長
社長ではない!プロデューサーだ!
横山奈緒
は、はい!プロデューサーさん!
高木社長
うんうん、実にいい響きだ
佐竹美奈子
おはよーございます!あ、奈緒ちゃんに社長!
高木社長
佐竹君。今の私は社長ではなくプロデューサーだ
佐竹美奈子
えっ?どういうこと?
横山奈緒
詳しくは省くけど…しばらくの間プロデューサーさんの役をやりたいらしいねん
佐竹美奈子
そんなー…せっかくプロデューサーさんの二の腕が良い感じになってきたのに…
佐竹美奈子
これは育て直し…じゃなくて、胃袋を鍛え直さないと…
高木社長
えっ…あの、佐竹君?
佐竹美奈子
プロデューサーさん!まずら朝ご飯にしましょう!リクエストあります?私、何でも作りますよ!
高木社長
いや、特にないが…今から朝ご飯…?
佐竹美奈子
じゃあカロリーの高い物から順に作りますね!まずは15品いきますか!
高木社長
んん?ま、待ってくれ!そんなに入らないぞ!?
横山奈緒
(懐かしいな…プロデューサーさんも昔はこんなんやったわ…)
佐竹美奈子
3品目完食!さぁさぁ、次の料理も美味しく食べてくださいね!プロデューサー!
高木社長
すまなかった!私が悪かった!私プロデューサー辞める!あぁぁぁぁぁぁ!!!
横山奈緒
その後、社長はしばらく会社を休みましたとさ。めでたしめでたしや!
(台詞数: 36)