黒井社長
あんな輩と親しくしていては星梨花にどんな悪影響を及ぼすか分からん。
黒井社長
だから私はあの子を呼び戻したのだ。そして今後変な連中と交流を持たないように隔離した。
天海春香
確かに将軍はロクな事しないでよくうまいもん巡りに行かされてたけど…
野々原茜
そういやウチのスズメバチ部隊は将軍の炊いたバルサンでお亡くなりになって天界に来たんだよね。
黒井社長
ほら見ろ!お前達にも心当たりがあっただろう。
黒井社長
だから私の行動は正しいのだ。これからは私の監視の元、あの子を教育して行くつもりだ。
天海春香
いやいや、だからってやる事が極端過ぎるよ!
天海春香
この世の中、いろんな人間がいるよ。私みたいな聖人君子もいれば将軍みたいなろくでなしもね。
野々原茜
ん…誰が聖人君子だって?
天海春香
だけどね、そんな人間からも学ぶ事はあるのよ。
天海春香
こんな人間みたいになってはいけないって。
野々原茜
いわゆる反面教師だね。
黒井社長
ふん。そんな事をする必要はない。
黒井社長
クズは所詮クズだからな。そんな奴から学ぶ事など無い。
天海春香
あんたねぇ!いくら将軍がクズだからってそこまで言わなくてもいいじゃない。
黒井社長
なんだと!クズをクズと言って何が悪い‼︎
天海春香
一寸のクズにも五分の魂ってことわざがあるでしょうが!
黒井社長
知らんな。
天海春香
あ、私も知らないや。
野々原茜
なんやねん。
野々原茜
なんやねん。しかし今頃将軍はくしゃみが止まらないんじゃないかな〜。
黒井社長
とにかく、あの子は私がしっかりと教育してどこに出しても恥ずかしく無いレディにしてみせるさ。
天海春香
それじゃあ、今までと何も変わらないじゃない!
天海春香
あんたも言ったよね?甘やかし過ぎたって。
黒井社長
もちろんその反省を踏まえるさ。次こそはしっかりと…
天海春香
いいや、無理だね。あんた自体が変わらない限りはね。
黒井社長
何だと?
天海春香
あんたが今のままじゃ同じ事の繰り返しだって言ってんの!
黒井社長
貴様!何が言いたい‼︎
天海春香
一人娘を自分の人形と勘違いしてるままじゃ同じ事の繰り返しって言ってんのよ!
黒井社長
貴様!私が人形遊びをしているだと⁉︎
天海春香
そうよ。娘を自分好みにしようとしているんでしょ?人形遊びじゃない。
黒井社長
貴様…言わせて置けば…
天海春香
そんなに自分好みの娘を育てたいならプリンセスメーカーでもやってなさいよ‼︎
天海春香
星梨花ちゃんには星梨花ちゃんの人生があるの。それは彼女自身が自分で決める事よ。
天海春香
こんなとこに閉じ込められて歪んだ教育をされて…それが彼女に良いはずないじゃない!
天海春香
と、言うわけで星梨花ちゃんはウチで預かります。彼女はもっともっと世界を知るべきなので。
黒井社長
ぐぬぬぬ…
野々原茜
偉い!よく言ったよ、春香さん‼︎
天海春香
そう?なんか柄にも無い事言った気もするけど…
野々原茜
うん、それは確かに。
天海春香
あんだって?
黒井社長
貴様ら…もう許さんぞ!
天海春香
おや、殺る気?
黒井社長
貴様らは星梨花にとって害になる。貴様ら天界支部を壊滅させてやる!
野々原茜
あらら…本気だね、これは…
黒井社長
私の実力を思い知らせてやる!そこらの雑魚と一緒だと思うなよ‼︎
天海春香
望むところだ!こっちもむざむざやられないよ!行くよ、みんな‼︎
黒井社長
?「待って下さい」
天海春香
おや、この声は…
(台詞数: 50)