佐竹美奈子
――つまり、壁丼って言うのは壁のようにそそり立つ丼ぶりのことなんだよ
高山紗代子
誤字!そんなの持って迫られたらたまったもんじゃないよ!
高山紗代子
ふぅ――それにしても先生遅いね
佐竹美奈子
だね~。新たな丼ぶり考えるのもそろそろネタが尽きてきたしね
高山紗代子
私は『もう一杯食べれる丼』は結構好きだよ♪
佐竹美奈子
ああ、太鼓の丼ぶりシリーズだね!
佐竹美奈子
私的には『臥せ丼』は嫌いじゃないんだよね~
高山紗代子
寝てる人に丼ぶり逆さにするやつだね。鬼だよね
高山紗代子
って、先生来たみたい
百瀬莉緒
まったく、いきなり降り出すなんてついてないわ……
百瀬莉緒
遅くなってごめんなさい。すぐに授業を始めます
高山紗代子
でも先生、結構濡れてるみたいですけど、着替えた方が良いんじゃ
百瀬莉緒
良いの。授業が遅れちゃうでしょ
高山紗代子
先生が……凄くまじめです!
百瀬莉緒
ふふっ……尊敬の眼差しに混ざって男子生徒の透けブラを見ようとする熱い視線を感じるわ!!
高山紗代子
ええ、知ってました。そんなことがあるわけないってことは
百瀬莉緒
何を言っているの?女は見られて何ぼよ?
高山紗代子
だからって何も見せつけなくても……うっ、黒
百瀬莉緒
見られる緊張感が女を磨くのよ♪
百瀬莉緒
ほら、水も滴るいい女って言うでしょ
佐竹美奈子
なるほど……わかりました
高山紗代子
あ、この顔知ってる。わかってない顔だ
佐竹美奈子
丼に滴る良い脂ってことですね!
高山紗代子
一気に肉々しくなりましたね!
佐竹美奈子
こうして見ると先生の太ももも脂がのってて良いですね~
百瀬莉緒
いや、やめて、見ないでっ……!!
高山紗代子
太百瀬先生♪
百瀬莉緒
高山さん。冗談が冗談で済むうちに止めておきなさい
高山紗代子
す、すいません
百瀬莉緒
仕方ないわね。高山さんが気になるみたいだし。脱いで、着るわ
高山紗代子
何で行動分けたんですかね!?
佐竹美奈子
っ!!
佐竹美奈子
食べて……食べる!
高山紗代子
食べ続けてるだけだよ!!
百瀬莉緒
私語は慎むように。授業中よ
高山紗代子
え、えぇ~
佐竹美奈子
そうだよ紗代子ちゃん。授業中は静かに静かに丼ぶりを食べるんだよ
高山紗代子
まさか『静かなる丼』とか言わないよね?
佐竹美奈子
…………
高山紗代子
あ、チャイム
佐竹美奈子
ふぅ。命拾いしたね
高山紗代子
どういうこと!?
高山紗代子
ああ、今日も全然授業進まなかった……
百瀬莉緒
大丈夫。心配しないで
佐竹美奈子
もう一回遊べる丼♪
高山紗代子
願い下げです!!
(台詞数: 46)