幸せのレシピ 二品目
BGM
スマイルいちばん
脚本家
ちゃん@春の日
投稿日時
2014-09-25 21:23:23

脚本家コメント
三品目に続きます
http://imas.greeーapps.net/app/index.php/short_story/info/uid/800000000000051360/seq/66

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佐竹美奈子
Pさん、起きました?
佐竹美奈子
P「んん…俺は確か事務所に帰ってきてそれで」
佐竹美奈子
倒れたんです。たぶん疲れとかたまっていたんだと思います。
佐竹美奈子
それで私は心配でPさんをソファーまで運んで…
佐竹美奈子
P「すまなかった、こんな姿を見せるつもりは…」
佐竹美奈子
いいんですよ、Pさん、それよりPさんが寝ている間に時間があったのでご飯作っておきました
佐竹美奈子
まあ、簡単なモノしか作れなかったですけど…
佐竹美奈子
その…食べてください!!
佐竹美奈子
P「いいのか?」
佐竹美奈子
はい!Pさんに食べてもらうために作ったので!
佐竹美奈子
P「じゃあ、お言葉に甘えて…いただきます!」
佐竹美奈子
…Pさんは私の作った焼飯を食べ始めた、はじめはがつがつ食べていたPさんの手はすぐ止まった
佐竹美奈子
…Pさんの肩が震えていた
佐竹美奈子
あ、あの…もしかしてお口に合わなかったですか!?(汗)
佐竹美奈子
す、すみません、すぐ片付け…
佐竹美奈子
P「いや、そうじゃないんだ…」
佐竹美奈子
P「こんなうまい飯…久しぶりに食べた…」
佐竹美奈子
Pさん…
佐竹美奈子
…Pさんは肩を震わしながら大粒の涙を焼飯の上に落としていた
佐竹美奈子
…私はPさんに近づき無意識のうちにPさんに胸を貸していた
佐竹美奈子
…大の大人であるPさんが暫く子供のように泣き続けた
佐竹美奈子
Pさん…早くしないと冷めちゃいますよ
佐竹美奈子
P「そうだよな…せっかく作ってもらったんだからはやくたべないとな」
佐竹美奈子
…Pさんは我に返るとおいしそうに私の作った料理を食べてくれた
佐竹美奈子
P「なんか今日はみっともない姿ばかりみせてすまないな」
佐竹美奈子
そんな事…気にしないでくださいPさん、それに他のみんなには内緒にしますから!
佐竹美奈子
そんなことよりPさん、ちゃんとしたご飯食べないとだめですよ!
佐竹美奈子
これからPさんはジャンクフード禁止です!
佐竹美奈子
P「そう言われてもなあ…作る暇が…」
佐竹美奈子
…Pさんは困ったように頭を掻いた
佐竹美奈子
それなら私が明日からPさんのお弁当つくってきますよ!
佐竹美奈子
P「それは流石に美奈子に悪いだろう…」
佐竹美奈子
いいんですよ!どうせ私、自分の分作ってますから!だから二人分なんて大したことないです!
佐竹美奈子
だからしっかり食べてくださいね!!
佐竹美奈子
P「本当にいいのか?」
佐竹美奈子
もちろん!その代わりジャンクフード禁止ですよ!
佐竹美奈子
P「ああ、美奈子がそこまでいうなら、わかった!」
佐竹美奈子
約束です!指切りしてください!
佐竹美奈子
P「ああ、こうか?」
佐竹美奈子
指きりげんまん嘘ついたら針千本のーます!
佐竹美奈子
…こうして、私がPさんにお弁当を作る生活がはじまった…

(台詞数: 41)