横山奈緒
美奈子の作る中華料理とかけまして……
佐竹美奈子
?どうしたの、唐突に。
横山奈緒
万里の長城の、建設工事とときます。
佐竹美奈子
その心は?
横山奈緒
どちらも、『くいおわる』ことが無いでしょう!
佐竹美奈子
なるほどね。食べ尽くせないのと、工事で打った杭が終わらないのを掛けてるんだ!
佐竹美奈子
でも、私の料理は常識的な量だよ?
横山奈緒
アハハハハ……そりゃ、オモロい冗談やな。
横山奈緒
(美奈子は料理もできるし、家事全般できそうやな。明るいし、献身的やし……)
横山奈緒
(やっぱり男の人は、最後には美奈子みたいな娘を選ぶんやろか…)
佐竹美奈子
じゃあじゃあ、奈緒ちゃんとかけまして……
横山奈緒
なんや、美奈子も考えたのがあるんか。
佐竹美奈子
大阪城とときます。
横山奈緒
その心は?
佐竹美奈子
外堀が埋められちゃうでしょう!
横山奈緒
東京モンにやられたことを、蒸し返すんかい!大阪人は、許しとらへんで!
佐竹美奈子
それを言うなら、江戸モンじゃない?アハハハハッ。
佐竹美奈子
(奈緒ちゃんって、すぐに相手に打ち解けられるし、好きな人にも自然に振る舞えるんだよね。)
佐竹美奈子
(私は、料理とか何か『キッカケ』を用意しないと上手く話せないから、羨ましいな)
横山奈緒
(あーあ、なんで私たち……)
佐竹美奈子
(こんなに近くにいて、同じ人を好きなのかな?)
(台詞数: 21)